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安全で安心なまちを目指して・・・徳島市内連続立体交差事業 JR高徳線・牟岐線連続立体交差事業

都市の現状

道路網の課題

次に,鉄道による道路網整備への影響についてです。

すでに,鉄道と立体交差している道路もありますが,どれも,道路幅や高さに制限があったり,歩道が危険であるなど,十分な整備状況とは言えません

さらに,鉄道が地平であるため,計画があっても整備ができない道路もあります。

たとえば,国道192号ですが,すでに,下の写真のように,幸町付近でJR牟岐線と立体交差しています。しかしながら,前後の道路より車道の幅員が狭く,ボトルネックになっています。

また,新町川から南の区間においては,西に国道438号や県道宮倉徳島線,東に国道55号といった,幹線道路がありますが,その間を地平のJR牟岐線が平行して走っていることから,東西方向の道路網整備が進んでいません
そのため,既存の狭く危険な踏切道が抜け道としての利用を余儀なくされている状況です。

そのほかにも,幅が狭く,すれ違いが困難な踏切など,課題がある道路が数多くあります。

しかしながら,これらの交差道路を,それぞれ道路側の単独で整備することは,道路沿線への影響や,歩道のバリアフリーなど,多くの課題を残します。

これら多くの交差道路を平面で一挙に整備できる事業も連続立体交差事業だけです。