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安全で安心なまちを目指して・・・徳島市内連続立体交差事業 JR高徳線・牟岐線連続立体交差事業

都市の現状

防災上の課題

鉄道による分断は,防災機能も阻害しています。 下の表は,この地区の鉄道沿線にある広域避難場所の位置を示した図です。

この地区にある広域避難場所

施設名 面積(ha) 収容人数
徳島中央公園 4.17 2.1万人
富田中学校 2.5 1.2万人
城南高校 2.1 1.1万人
ふれあい健康館
山城公園
1.6
0.9
0.4万人

広域避難場所は,徳島市において,地震発生時などにおける延焼火災から危険を避けるための一時的な避難空地を広域避難場所として指定しています。 これらの広域避難場所への避難経路が鉄道により分断されています

また,消防署も鉄道の東側にあり,鉄道西側の地区へ消防活動や救急活動を行うための経路が制限され,遠回りを余儀なくされています。

このように,鉄道によるまちの分断は,南海地震などの大災害発生時はもとより,火災や事故,急病など,日常起こりうる災害にも影響を及ぼしています。

これらの,対策として,交差道路の整備や,高架側道の整備による,避難路や救援路の確保など,安全で安心なまちを形成するためにも,鉄道高架は有効であると考えています。