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安全で安心なまちを目指して・・・徳島市内連続立体交差事業 JR高徳線・牟岐線連続立体交差事業

都市の現状

概況

徳島市中心部は北に大河吉野川が流れ,南西方向からは眉山がせり出しており,この間に挟まった円弧状の地形に立地し,市街地は,多数の中小河川により分断された形となっています。

これらの地形的要因から,国道11号,国道55号,国道192号といった幹線国道が一点集中型に形成され,その他の主要幹線道路網も河川による制約を克服しながら整備されてきました。

一方、鉄道網は明治30年代頃から建設され,長年にわたり都市の発展を支え,徳島駅前は列車とバスの交通結節点としてにぎわい,発展してきました。

しかし,鉄道は,中心市街地を南北,あるいは東西に分断し,交差する道路の整備や,市街地の一体的発展に制約を及ぼし,昭和40年代中頃から,まちづくり,交通渋滞の解消の面から鉄道の高架化が切望されるようになり,昭和51年度に第1期事業として佐古駅付近の高架化に着手し平成7年に完成しました。

こうした中,徳島駅を中心とした県都徳島市の中心市街地も,近年,商業機能の郊外化が進み,かつてのぎわいは影を潜めつつあり, まちづくりをはじめとして多面的な活性化対策推進の必要性が以前にも増して高まっています。