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工業用水道に関する情報

問1.吉野川北岸工業用水道には浄水場があるのに、阿南工業用水道に浄水場がないのはなぜですか?

答え
吉野川北岸工業用水道は、旧吉野川の表流水(河川の中を流れている水)を取水しているため、大雨などで河川の水が濁った場合は、濁りを除去する必要があることから、浄水場を設置しています。
一方、阿南工業用水道は、那賀川の伏流水(河底から浸水した水)を取水していることから、濁りなどは底の砂利で濾過されるため、浄水場を設置しなくても比較的きれいな水を得ることができます。

問2.工業用水道の管の大きさ、延長はどれくらいありますか? また、水道管はどこを通っていますか。

答え
工業用水道の管は、使用する水量が多いことから、みなさんの家庭に送られる上水道より大きな管を使用しています。
また、管は、道路下の地中などを利用して工場まで配管しています。
○吉野川北岸工業用水道
管の大きさ口径150mm~1,350mm 管の延長約24km
○阿南工業用水道
管の大きさ口径300mm~1,000mm 管の延長約18km

問3.河川から取水するのに許可は必要ですか?

答え
河川の水を利用するには、河川管理者から許可を得た、水利権が必要となります。
このため、吉野川北岸工業用水道及び阿南工業用水道は、もちろんのこと、坂州発電所、日野谷発電所、川口発電所、勝浦発電所も、国土交通省から許可を得て、水利権を取得しています。

問4.企業局が供給する工業用水は、県内の工業生産にどれだけ役立っていますか?

答え
吉野川北岸工業用水道及び阿南工業用水道から工業用水を供給している35事業所の製造品出荷額は、県全体の製造品出荷額の約22%を占めています。