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令和4年度とくしま環境学習フォーラムを開催しました

令和5年2月8日、徳島県立総合教育センターで、県下一円の小・中学校、高等学校、特別支援学校から環境学習に取り組む教職員、地域の環境活動関係者ら約300名が参加して開催されました。

 フォーラムでは、基調講演として、東京大学未来ビジョン研究センター教授・国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員の江守正多氏から「未来を拓く子どもたちを育てるために~地球環境の現状と脱炭素社会の創造へ向けて~」と題して、様々なデータを示しながら地球温暖化の現状や課題などに関して分かりやすく解説いただくとともに、「化石燃料文明の今世紀中の卒業」をキーワードに今後の取組みにあたっての考え方や方策等について教示いただきました。

江守正多 教授
江守教授と高校生との意見交換

 続いて、環境とSDGsとの関わりについて学習を深め、その成果を地域や家庭に広げ、学校と地域、家庭が一体となって取組みを行う「とくしまGXスクール」の令和4年度認定校(91校)の認定証交付式が行われ、代表して美馬市立江原南小学校と脇町小学校、板野町立板野南小学校の3校に認定証と、徳島県立那賀高等学校森林クリエイト科の生徒たちが製作したプレートが手渡されました。

認定校プレート

 その後、とくしまGXスクール91校の中から、大学等と連携しながらSDGsの学習に先進的に取り組み、その成果を他の学校に広く普及させることを目指す「スーパーとくしまGXスクール」として本年度指定された、上勝町立上勝小学校、松茂町立長原小学校、徳島県立徳島商業高等学校と阿南光高等学校4校の活動取組発表が行われました。

 徳島県及び徳島県教育委員会、NPO法人環境首都とくしま創造センターでは、本フォーラムの成果を生かし、引き続き本県の環境学習の推進に取り組んでいきます。