平成28年度 自然エネルギー探検隊の活動が実施されました
平成28年度 とくしま自然エネルギー探検隊の活動が実施され,晴天のもと, 小学1-6年生の児童とその保護者が8月21日(日)は14組43名, 8月28日(日)は14組36名が参加しました。
「平成28年度とくしま自然エネルギー探検隊(徳島県企業局)」事業, ならびに、「基盤事業」および「拡がる」環境活動普及啓発事業と関連させて企画したものです。
8:15~8:30;東沖州にあるエコみらいとくしま(環境首都とくしま創造センター)1Fで受付。この日を待ちかねた様子で時間前に集合していました。受付が終了した家族は2Fの展望室で発電所を眺めたり、風力発電等、自然エネルギーの実験道具, 発電バイクや衝撃発電床の体験をしました。
8:30-9:05;徳島県企業局職員からマリンピア沖洲太陽光発電所についての説明がありました。県営では西日本初となる太陽光発電所, その現地で見学をしながらの概要の説明でした。この発電所は一般家庭660世帯の電力量をまかなえるうえに, 地球温暖化の緩和策として有効な発電手段です。 地域に雇用を作る観点からも太陽光発電等を通した「エネルギーの地産地消」を推進する重要性にも触れられていました。参加者からは「メンテナンスはどのような方法を用いているのですか」「発電所内の除草は草刈り機使用ですか、除草剤を使用しているのですか」「総工費はいくらか, 耐用年数は何年程度か」「この出っ張りは何か」など多数の質問が出ました。
10:40-11:55);7月23日にリニューアルオープンしたばかりの「川口ダム自然エネルギーミュージアム」の見学をしました。
入口に水素自動車「ミライ」がお出迎え。川口ダムが有する治水・利水機能や川口発電所の水力発電の仕組みを学びました。
13:50-15:10;センター室内で自然エネルギー教室。地球温暖化の概要及び温暖化防止対策について「知ろう!ふせごう!地球温暖化」パンフレットおよびDVD「未来の天気予報)」を用いての説明がありました。その後, 昨年から活動を始めた「徳島学生地球温暖化防止活動推進員」の大学生2人が紙芝居「スーパーしろくま物語」や環境○×クイズ, また隊員手帳「環境首都とくしま・未来創造憲章(キッズバージョン)」を元に、地球温暖化防止のために日常生活で取り組めることについて話しました。家族で省エネに取り組んでもらうよう、CO2CO2(コツコツ)エコチャレンジの参加についても依頼をしました。自然エネルギー(太陽光)に親しみ理解を深めることを目的に、ソーラーバッタ作りをしました。
終了後のアンケートには, 地球にやさしいことで実践していることとして, テレビや照明をこまめに消す, ゴーヤで緑のカーテンを作る, 水を出しっぱなしにしない, 等が書かれていました。環境に対する関心の高さが伺えました。