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とくしま医師バンク通信 Vol.217(6月号)

目次

  1. 「第134回日本内科学会四国地方会」は、徳島にて開催された。 美波町国民健康保険美波病院 院長 本田 壮一
  2. トピックス
  3. 情報箱
  4. 編集後記

1.「第134回日本内科学会四国地方会」は、徳島にて開催された。

美波町国民健康保険美波病院 院長 本田 壮一

 四国4県で持ち回りに行っている表記の地方会が、2026年6月7日(日)午前に、徳島市のあわぎんホールで開催された。会長は、徳島大学大学院医歯薬学研究部 臨床神経科学分野の和泉唯信先生。内科の各分野:血液、循環器、消化器、内分泌・代謝、神経、腎臓、感染症から、約60題の発表があった。この地方会は、学生や研修医など若手の学会発表の場となっている。馬齢を重ねベテランの世代になるが、私どもは「総合診療・プライマリケア」の領域に「第 1 回『内科の日』記念県民公開講座を徳島県で開催した」という演題を発表した(他の応募がなく、神経のセッションへ)。

 2024 年 5 月に本学会と日本臨床内科医会は、7月 1 日を「内科の日」と制定した。その周知のため、徳島県臨床内科医会 (徳臨内)は、本学会四国支部とともに 2025年 6 月 29 日に、県民公開講座を開催した。「生活習慣に関連する疾患とその対策~肥満・糖尿病を中心に~」、「身近な内科医と仲良くしましょう~健康診断から訪問診療まで~」の二つの講演。質疑応答の後、 理学療法士による運動(阿波踊り体操)や健康相談を行った。2) 十分な広報ができなかったが、60 名の参加者があった。3)アンケートでは、内科についての理解が進み運営に満足した者が多かった。徳臨内は, 2026 年 7 月26日(日)に第 2 回県民公開講座(内科医が勧める現代の食養生)を計画しているが、四国他県においても市民公開講座の開催が望まれる。

 また、内科医が一般診療で遭遇する「認知症」についての内科臨床学習セミナーも開催された。司会は、三木浩和先生(徳島大学病院)。1)「抗アミロイドβ抗体薬で変わるアルツハイマー病の診療」(徳島大学の花田健太先生)、2)「認知症の鑑別診断の進め方」(和泉唯信会長)、3)「糖尿病と認知症の相互連関」(JA 徳島厚生連阿南医療センターの粟飯原賢一先生)。特に、早期診断が重要なことを学んだ。活気のある地方会であった。


【参考URL】
☆四国支部(日本内科学会)⇒https://www.naika.or.jp/meeting/shikoku/
☆徳島大学 脳神経内科⇒https://neuro-tokushima.com/main.html
☆徳島県臨床内科医会⇒https://tokurin.jp/

2.トピックス

医師のキャリア形成に関する相談窓口

 徳島県では徳島大学と連携し、地域医療を担う医師のキャリア形成支援と本県の医師不足の状況等を把握・分析し、医師の地域偏在の解消や医師確保の支援等を行うことを目的として「徳島県地域医療支援センター」を設置しております。

 当センターでは、キャリア形成支援に係る相談窓口を設置していますので、お気軽にご相談ください。

 →徳島県地域医療支援センターHP

 http://www.t-cm.jp

医療勤務環境改善支援センター

 県では、「徳島県医療勤務環境改善支援センター」を設置し、医療労務管理アドバイザーや医業経営アドバイザーと連携しながら、県内の医療機関における勤務環境改善の取組を総合的に支援しています。

 →徳島県医療勤務環境改善支援センターHP

https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/categoryMedical/sonota/houjin/7233491/

3.情報箱

【ご案内】徳島県の医師確保における「支援制度」や「取組内容」について

 徳島県では、将来にわたって地域の医療を守り、県民が住み慣れた地域で安心して生活することができる「持続可能な医療提供体制」を維持するため、安定的な医師の確保・養成に向け様々な支援や取組を実施しております。
(支援内容や金額は概要を記載しておりますので、詳細は各制度等のページをご確認ください。)

1.臨床研修医・専攻医の確保に向けた取組

(1) 臨床研修医一時金支援制度

県内の医療機関で臨床研修を行う医師で要件を満たす方に「一時支援金」を支給します。

・支給額:100万円

・詳しくは、こちらをご覧ください。

(2) 専攻医一時支援金制度(R8新規)

臨床研修医一時支援金を受給した方で、令和9年4月1日以降に、県内の専門研修基幹施設のうち、知事が定める専門研修プログラムで専門研修を行う予定の方に、「一時支援金」を支給します。

・支給額:200万円

・詳しくは、こちらをご覧ください。

(3) 病院見学支援事業

徳島県内で臨床研修や専門研修の実施を検討する、県外の医学生や医師の皆様が、徳島県内の基幹型臨床研修病院や専門研修基幹型施設を見学するための経費の一部を助成します。
(徳島県臨床研修連絡協議会からの助成)

・助成金額:上限4万円(助成対象経費のうち実際に要した経費の額)

・詳しくは、こちらをご覧ください。

2.即戦力人材(中堅・シニア世代を含む全ての世代)の確保に向けた取組

(1) 徳島県医療版ワーケーション

医療現場の「ひっ迫緩和」や「負担軽減」を図るとともに、将来的な県内への定着や継続的な勤務(リピーター化)に繋げるため、「勤務+観光」の両面で徳島県の魅力を感じていただける医療版ワーケーションを実施しています。

・支援内容:交通費(上限6万円)、宿泊費(上限2万円)、県内移動費(上限1万円)を支援

・詳しくは、こちらをご覧ください。

(2) 徳島県医師・看護職員移住支援金

県外の医療機関に従事していた「医師又は看護職員」で、本県へ移住し、県内の公立又は公的医療機関で就業する等の要件を満たす方へ「移住支援金」を支給します。

・支給額:世帯で移住する場合150万円、単身で移住する場合90万円

・詳しくは、こちらをご覧ください。

3.医学生の確保

(1) 医師修学資金貸与制度

将来、県内の公的医療機関等で医師として従事しようとする「徳島大学の医学生(地域特別枠)」、「自治医科大学生」、「県外大学医学部へ進学した県内出身学生」に対し、修学資金の貸与を行います。資金の貸与を受けた医師は、徳島県内の公的医療機関等において、資金の貸与期間の1.5倍に相当する期間を勤務した場合、資金の返還が免除されます。

・貸与額:入学金282,000円、授業料535,800円、生活費100,000円/月

・詳しくは、各案内ページをご覧ください。

 【徳島大学 地域特別枠】

 【自治医科大学】

 【県外大学医学部生】

徳島県では、その他にも「持続可能な医療提供体制」への支援や取り組みを実施しています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

【ご案内】「ポッドキャスト」番組の配信について(Spotify・Apple Podcast・Amazon Musicで無料配信中!)

徳島県立病院で働く医療従事者の生の声を通じて、徳島で働く魅力と、医療現場のリアルなやりがいをお届けしています。

「ここで働いてみたい」と思えるきっかけが詰まった番組です。

○ポッドキャストとは・・・
スマホで聴くことができる「ラジオのような音声番組」です。
通勤中や休憩中に「ながら聴き」ができます。誰でも簡単に視聴可能です。

★ 最新配信話
「第40回 新MC就任インタビュー!徳島医療を支える仕事のやりがいと地域の魅力」

→新MC3名を迎え、それぞれの立場から見た徳島医療の現状や課題、今後の番組での発信テーマについて語ります

★ アーカイブ紹介

「第37回 徳島で描く救急医のキャリア!~徳島ERとドクターヘリの最前線から~」

→川下陽一郎先生を迎え、チーム医療やドクターヘリの取り組みなど、徳島で救急医としてキャリアを築く魅力について伺いました
★ 詳細は病院局公式HPへ
「頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ!」詳細ページ
https://tph.pref.tokushima.lg.jp/newInfo/7305078/

【ご案内】「とくしまキッズメディカルランド」の開催について

○「とくしまキッズメディカルランド」とは・・・

 医療分野の様々な体験をとおして、楽しみながら医療について学んでいただけるイベントです。

日時:令和8年8月9日(日)午前10時から午後4時まで

場所:徳島大学医歯薬学共創プラザ(徳島市蔵本町3丁目18番地の15)

対象:高校生以下の子供及び保護者等

※一部予約制となっております。

詳しくは、こちらをご覧ください。

4.編集後記

 徳島県では、将来にわたって地域の医療を守り、県民の皆様が住み慣れた地域で安心して生活することができる「持続可能な医療提供体制」を維持するため、安定的な医師の確保・養成に向け、様々な支援や取り組みを実施しております。

 これまでの取り組みを振り返ると、日々命の現場を支えてくださっている医療従事者のみなさんの存在があってこそだと、改めて深く感謝するばかりです。時代とともに医療を取り巻く環境は変わっていきますが、これからも現場のみなさんに寄り添いながら、本当に役に立つ支援と体制づくりに努めてまいります。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 それでは、以上をもちまして「とくしま医師バンク通信」第217号を終了とさせていただきます。

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