「養(やしな)え医の心、磨け医の技」を理念とする日本臨床内科医会は、春と秋に全国学会を行っている。私は徳島県臨床内科医会に所属しており、両会とも毎回出席している。2026年4月12日(日)には、第43回 総合学術集会がさいたま市浦和で、「臨床内科医の高みを目指して」をテーマに開催された。3題の特別講演が有益であったので紹介する。
(1)瓜田(うりた)純久先生(青森県):「開業医から大学教員・病院長ーダブルUターンを経験してー」。東邦大学卒業の消化器内科医で私と同年。大学病院から父親の医院を継承したが、同大学の総合診療学教授・病院長に。定年後は、またクリニックに勤務。教養や哲学が、大事と話された。
(2)古川俊治先生(参議院議員。慶応大学外科、弁護士):「少子高齢化・人口減少社会における地域医療~2026年度診療報酬改定と日本の医療の行方~」。物価高・賃上げへの対応や、どの医療を公費で提供しどの医療を自己負担にしていくか国民的議論が必要となっていること。そして、増加する高齢者救急と在宅医療への対応、介護施設と医療機関の連携が重要と説かれた。
(3)SAM氏(ダンサー)ら:「ダレデモダンス~BEST LIFE SUPPORTーダンスで健康寿命延伸を~」。講演と共に、TRFの「BOY MEETS GIRL」(1994年)に合わせ、テンポを落とした振り付けの実技を教えてもらった。楽しい時間であった。心臓リハビリテーションに使っている施設があるという。
他に産業医研修会や、委員会や懇親会で旧友と語り合う機会があり、有意義な一日であった。なお、田中治先生(石井町)が地域医療功労賞を受賞し、表彰された。おめでとうございました。
【参考URL】
☆日本臨床内科医会(日臨内)⇒https://www.japha.jp/
☆徳島県臨床内科医会(徳臨内)⇒https://tokurin.jp/
☆第43回 日本臨床内科医会総合学術集会⇒https://jpa43-sougou.jp/index.html
徳島県では徳島大学と連携し、地域医療を担う医師のキャリア形成支援と本県の医師不足の状況等を把握・分析し、医師の地域偏在の解消や医師確保の支援等を行うことを目的として「徳島県地域医療支援センター」を設置しております。
当センターでは、キャリア形成支援に係る相談窓口を設置していますので、お気軽にご相談ください。
→徳島県地域医療支援センターHP
県では、「徳島県医療勤務環境改善支援センター」を設置し、医療労務管理アドバイザーや医業経営アドバイザーと連携しながら、県内の医療機関における勤務環境改善の取組を総合的に支援しています。
→徳島県医療勤務環境改善支援センターHP
https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/categoryMedical/sonota/houjin/7233491/
徳島県では、全国から「即戦力となる人材」を本県に呼び込むため、県外の医療機関に従事していた「医師又は看護職員」で、本県へ移住し、県内の公立又は公的医療機関で就業する等の要件を満たす方への「支援金制度」を創設しています。
支給要件:「移住元要件」、「移住先要件」、「申請要件」があります。詳しくは医療とくしまホームページをご確認ください。
支給額:世帯で移住する場合:150万円、単身で移住する場合:90万円
募集人数(令和8年度):20件程度(申込者多数の場合は先着順とし、募集を締め切る場合あり)
募集期間:令和8年4月1日(水)~令和9年2月26日(金)まで
★詳しくは、医療とくしまホームページをご確認ください。
【URL】https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/categoryMedical/sonota/kikan/7304137/
令和7年3月に地域医療の充実・強化に連携して取り組むことを目的として「徳島県病院局」と「株式会社オトバンク」との間で包括連携協定を締結しました。
この協定に基づき、医療人材の確保に向けて、徳島県立病院で働く医療従事者の声を通じて、徳島の魅力と医療のやりがいを伝える「ポッドキャスト」番組の配信を開始しました。
地域に根ざした現場のリアルから、「ここで働いてみたい」と思えるきっかけをお届けします。
○ポッドキャストとは・・・
スマホで聴くことができる「ラジオのような音声番組」です。
通勤中や休憩中に「ながら聴き」ができます。誰でも簡単に視聴可能です。
病院局HP「『頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ!』徳島県立病院ポッドキャストはじめました!」
https://tph.pref.tokushima.lg.jp/newInfo/7305078/
日頃から県の医療行政を御支援いただき、心より感謝申し上げます。
それでは、以上をもちまして「とくしま医師バンク通信」第216号を終わらせていただきます。新緑の匂い立つ心地よい季節、どうぞお健やかにお過ごしください。
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