文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

「徳島県消費者市民社会の構築に関する条例制定記念講演会」を開催しました。

消費者、事業者、行政機関等の様々な主体が一体となって、公正かつ持続可能な社会である消費者市民社会の構築を目指す「徳島県消費者市民社会の構築に関する条例」が制定されたことを記念し、講演会を開催しました。
  1. 日時
    平成30年11月12日(月)午後1時から午後3時30分まで
  2. 場所
    JRホテルクレメント徳島
  3. 内容
    1. 主催者挨拶
    2. 来賓挨拶
    3. 基調報告
      徳島県議会 岡佑樹 議員
    4. トークセッションPart1「規格外野菜から生まれたクレヨン開発STORY」
      mizuiro株式会社 木村尚子 代表取締役 ✕ とくしまエシカル消費推進会議 加渡いづみ 会長
    5. とくしまエシカル消費推進会議会員による報告「家庭の食品ロスを効果的に減らすには~消費者庁平成29年度徳島県における実証事業から~」
      国立大学法人鳴門教育大学 坂本有芳 准教授
    6. 事業者・団体・学校からの取組報告1「サプライチェーンにある児童労働とどう向き合うか」
      特定非営利活動法人ACE 岩附由香 代表
    7. 事業者・団体・学校からの取組報告2「古紙再生を通じたエシカルな社会づくり」
      株式会社日誠産業 亀谷寿長 営業部長
    8. 事業者・団体・学校からの取組報告3「HOPE~カンボジアソーシャルビジネスプロジェクト~」
      徳島県立徳島商業高等学校 生徒
    9. トークセッションPart2「エシカル消費が地域文化を救う」
      消費者庁 消費者教育・地方協力課 尾原知明 課長 ✕ 文化庁 地域文化創生本部 松坂浩史 事務局長 ✕ とくしまエシカル消費推進会議 加渡いづみ 会長
  4. 司会者
    とくしまエシカル消費推進会議 加渡いづみ 会長( 四国大学 短期大学部 ビジネス・コミュニケーション科 教授)
  5. フォトグラフ

(1)主催者挨拶

 主催者である徳島県議会の重清佳之議長から挨拶がありました。

重清議長が挨拶している様子

(2)来賓挨拶

 来賓である徳島県の飯泉嘉門知事から挨拶がありました。

飯泉知事が挨拶している様子

(3)基調報告

 基調報告では、徳島県議会政策条例検討会議の座長である岡佑樹議員から「徳島県消費者市民社会の構築に関する条例」制定の経緯や内容について、説明がありました。

岡議員が条例について説明をしている様子

(4)トークセッションPart1「規格外野菜から生まれたクレヨン開発STORY」

 mizuiro株式会社の木村尚子代表取締役と司会者の加渡いづみ会長の2人でトークセッションが行われました。

 規格外で廃棄されていた野菜を利用した「おやさいクレヨン」を紹介しながら、これからは「よりエコでエシカルな製品が求められるのではないか」ということをテーマにトークが行われました。

木村代表取締役と加渡会長がトークをしている様子

(5)とくしまエシカル消費推進会議会員による報告「家庭の食品ロスを効果的に減らすには~消費者庁平成29年度徳島県における実証事業から~」

 とくしまエシカル消費推進会議会員である国立大学法人鳴門教育大学の坂本有芳准教授による報告が行われました。

 徳島県を実証フィールドとした消費者庁の実証事業によって明らかにされた県内の食品ロスの実態や発生理由、削減のための工夫等を説明されました。

坂本准教授が食品ロスについて説明をしている様子

(6)事業者・団体・学校からの取組報告1「サプライチェーンにある児童労働とどう向き合うか」

 特定非営利活動法人ACEの岩附由香代表による取組報告が行われました。

 世界規模の問題である児童労働の現状に対し、世界共通のゴール(SDGs)を目指した各国の動向やACEの取組等を説明されました。

岩附代表が児童労働について説明をしている様子

(7)事業者・団体・学校からの取組報告2「古紙再生を通じたエシカルな社会づくり」

 株式会社日誠産業の亀谷寿長営業部長による取組報告が行われました。

 エシカル消費自主宣言をしている日誠産業では、広島の折り鶴を再生紙にリサイクルするなど「環境や人、社会に配慮」した取組について説明されました。

亀谷営業部長が古紙再生について説明をしている様子

(8)事業者・団体・学校からの取組報告3「HOPE~カンボジアソーシャルビジネスプロジェクト~」

 徳島県立徳島商業高等学校の生徒による取組報告が行われました。

 消費者支援功労者表彰の内閣総理大臣表彰を受賞した「カンボジアでの取組」について、カンボジアの学校の自立につながる取組や苦労を元気はつらつと発表されました。

4人の生徒が取組について発表している様子
発表している生徒の横で、別の生徒がパソコンを使い、スライドを操作している様子

(9)トークセッションPart2「エシカル消費が地域文化を救う」

 消費者庁消費者教育・地方協力課の尾原知明課長と文化庁地域文化創生本部の松坂浩史事務局長、とくしまエシカル消費推進会議の加渡いづみ会長の3人でトークセッションが行われました。

 消費生活における「文化」は、生活を精神的に豊かにするとともに、地域の価値を高めていく「資源」であるということをテーマにトークが行われました。

尾原課長と松坂事務局長と加渡会長がトークをしている様子