資源環境研究課 Resources and Environmental Research Division
「クビアカツヤカミキリの防除対策モモ用リーフレット」を発行しました。
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本リーフレットは、県内モモ産地で問題となっている特定外来生物のクビアカツヤカミキリを防除するため、これまでの研究により得られた知見をもとに防除技術等を取りまとめたものです。クビアカツヤカミキリの防除に苦慮されておられる生産者の方々にご活用頂ければ幸いです。
なお、本リーフレットは平成29~30年度に実施したクラウドファンディングによる「日本のサクラ、モモを守る!クビアカツヤカミキリ撲滅プロジェクト」と平成30年度~令和3年度に実施した農研機構生研支援センターイノベーション創出強化研究推進事業30023C 「サクラ・モモ・ウメ等バラ科樹木を加害する外来種クビアカツヤカミキリの防除法の開発」の成果をもとに作成しました。
「ナスやキュウリの生産現場で土着天敵タバコカスミカメを使ってみよう!ータバコカスミカメ利用マニュアル徳島編第1版ー」を発行しました。
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本マニュアルは、ナスやキュウリの生産現場で問題となっているミナミキイロアザミウマやコナジラミ類を効果的に防除するため、これまでの研究により得られた知見をもとに、捕食性天敵タバコカスミカメの利用技術を取りまとめたものです。ミナミキイロアザミウマ等の防除に苦慮されておられる生産者の方々に、ご活用していただければ幸いです。
なお、本マニュアルは、平成24~27年度に実施した農林水産省委託プロジェクト研究「土着天敵を有効活用した害虫防除システムの開発」と平成28~29年度に実施した県単研究の成果をもとに、作成しました。
「台湾の残留農薬基準値に対応したイチゴIPM体系マニュアル(徳島県版)」を発行しました。
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本マニュアルは、イチゴ生果実の輸出促進を目的に、残留農薬基準値が厳しい「台湾」への輸出を想定し、イチゴ栽培上で問題となる炭疽病やうどんこ病、ハダニ類等に対し、化学合成農薬に代わる防除技術も組み合わせた総合的な防除体系(IPM体系)を取りまとめたものです。また、今回とりまとめた技術は、輸出を目指す栽培に限らず、農薬による防除効果が低下した病害虫に対しても活用できるマニュアルとなっています。
本マニュアルをご活用いただき、積極的にイチゴ生果実の輸出を図り、農林水産業が力強く成長できることを祈念いたします。
なお、本マニュアルは、平成28~30年度に実施した革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)実証型「生果実(いちご)の東南アジア・北米等への輸出を促進するための輸出相手国の残留農薬基準値に対応したIPM体系の開発ならびに現地実証」(課題ID番号16784628)の成果をとりまとめたものです。
ビワキジラミは、2012年に国内で初めて確認された新しいビワの害虫です。ビワ園で通常行われる病害虫防除(慣行防除)では拡散と被害を防ぐことができず、四国を中心に生息域が広がり続けています。そこで、ビワキジラミの防除対策の確立を目指して、関係する県や生産者団体などで構成する農食事業29022Cコンソーシアムを立ち上げ、対策技術の開発に取り組みました。本マニュアルでは、ビワキジラミが蔓延した栽培園でもビワ生産を可能にするための防除、モニタリング、識別などにかかる技術をまとめ、わかりやすく紹介します。対策技術の速報版として2019年3月に公開した「ビワの新害虫ビワキジラミの初動対応マニュアル」もあわせてご活用ください。これらの成果は、農研機構生研支援センター・イノベーション創出強化研究推進事業「四国で増やさない!四国から出さない!新害虫ビワキジラミの防除対策の確立」(2017~19年度)によるものです。