令和4年5月27日に総務省統計局から,令和2年国勢調査の就業状態等基本集計結果が公表されました。徳島県分の結果の要約については,次のとおりです。
前回国調(H27)に比べ,
・労働力人口は,4.2%減少,人口減少率4.8%より緩和(△0.6ポイント)
・労働力率は,58.5%であり上昇,女性の上昇(+2.5ポイント)が顕著
・産業別では,「医療・福祉」に従事する者の割合は最も上昇(+1.3ポイント)
・職業別では,「専門的・技術的職業従事者」の割合は最も上昇(+1.1ポイント)
・15歳以上人口は,614,003人となっており,平成27年から44,970人減少。(減少率△6.8%)
・労働力人口は,359,208人(男性193,491人,女性165,717人)
平成27年と比べると△15,806人(男性△12,694人,女性△3,112人)
・労働力率は58.5%となっており,平成27年と比べると,1.6ポイント上昇している。
・労働力率を男女別にみると,男性が67.1%,女性が50.9%で,平成27年と比べると,男性が0.5ポイント上昇し,女性は2.5ポイント上昇している。
平成27年と比べて増減幅が大きい産業は,「医療・福祉」1.3ポイントの上昇,「サービス業」0.4ポイントの上昇となっている。
一方「農業・林業」0.5ポイントの低下,「製造業」0.3ポイントの低下となっている。
平成27年と比べて増減幅が大きい職業は,「専門的・技術的職業従事者」1.1ポイントの上昇,「運搬・清掃・包装等従事者」0.7ポイントの上昇となっている。
一方「販売従事者」1.0ポイントの低下,「農業林業従事者」0.5ポイントの低下となっている。
※数値の見方
・本文及び図表中の数値は,表章単位未満で四捨五入している。本文及び図表中の値は,表章単位未満を含んだ数値から算出している。