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パーク テレコメディアは、全ての個人が性別に関わりなく、共に個性や能力を発揮し、自分らしく生きていけるよう、男女共同参画に関する様々な課題について学び、気づき、考える講座の開催などを通じ、みなさんが楽しく学べる時間と機会を「フレアキャンパス講座」として提供しております。

2025年日本のジェンダー・ギャップ指数は118位

  • スイスの非営利財団「世界経済フォーラム(WEF)」が、男女格差の現状を各国のデータをもとに評価した「Global Gender Gap Report」(世界男女格差報告書)の2025年版を発表しました。
  • 日本のジェンダー・ギャップ指数は148カ国中118位で、前年と同順位でした。分野別にみると、「教育」と「健康」の値は世界トップレベルですが、「政治」「経済」の値が低くなっています。
  • 「政治」分野については、昨年の衆院選で女性の当選者が過去最高となりましたが、女性議員比率は15.7%と国際水準に比べて著しく低い現状です。
  • 国会議員や地方議員など、女性の割合は低く、男女の政治参画に大きな差があります。今後女性の政治的リーダーを育成し政策決定に女性の声を反映させる必要があります。
コラム
  • 日本に女性政治家が少ない理由と課題
    • ・女性候補者の数が少ない(立候補者の約17%)
    • ・選挙制度や政党の公認方針に偏りがある
    • ・政治活動と家庭・育児の両立が難しい
    • ・クオータ制(女性枠)の導入が進んでいない
  • 女性が政策決定の場に少ないことで、なかなか変わらない制度や法律
    • ・刑法堕胎罪・母体保護法の配偶者要件、選択制夫婦別姓導入など。
  • 改善に向けた取組
    • ・「政治分野における男女共同参画推進法」(2018年施行)→理念法であり強制力はない
    • ・一部政党では男女比を意識した候補者擁立を実施
  • 2024年に産まれた子どもは68万6061人。少子化が進んでいます。ジェンダー格差が関係ないとは言えません。ジェンダーに関わらず誰もが、全ての人々が、生きやすいジェンダー平等の日本にしていきたいです。
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