「助かる命を助ける」ことを最優先に「耐震化」と「減災化」を両輪に、南海トラフ巨大地震・中央構造線活断層地震など、大規模地震発生時の建物被害による「死者ゼロ」を目指します。
「徳島県国土強靱化地域計画」、「徳島県地域防災計画」、「『とくしまー0(ゼロ)作戦』地震対策行動計画」、「とくしま住生活未来創造計画」等を関連計画として、住宅・建築物の耐震改修等に関する施策の基本的な方向性を示すものであり、市町村ごとの耐震改修促進計画の基礎となります。
県では、県民の生命・財産を守ることを目的として、平成19年3月に徳島県耐震改修促進計画を策定し、これまで「耐震化」を積極的に進めるための取組を実施してきました。
一方で、高齢化が急速に進む本県においては、後継者の不在を理由として費用負担の大きな「耐震化」を控える傾向も浮彫となってきました。
このような状況を踏まえ、「耐震化」に加えて、より負担の少ない対策で命を守る「減災化」という視点を盛り込み、令和3年7月に徳島県耐震改修促進計画を改定しました。
平成30年の住宅・土地統計調査から推計した徳島県の住宅の耐震化率は、81.9%です。
このアクションプログラムは、県内各市町村の耐震改修促進計画等に基づき策定しています。
徳島県では、「南海トラフ巨大地震」と「中央構造線・活断層地震」の2つの地震について、予想震度と被害想定を公表しています。