水産研究課では、様々な理由で低利用となっている魚の利用を促進するための加工・調理法の開発をおこなっています。
その一部をご紹介いたします。
アイゴは、徳島県沿岸で多く獲れる、良質な白身の、味の濃いおいしい魚です。
海藻を主食とする魚で、個体により独特のにおいがすることがあるため敬遠されがちですが、調理法を工夫すればおいしく食べられます。
アイゴを食べることは、徳島の海藻を守ることにもつながります。是非、下のレシピを参考にアイゴを調理してみてください。
なお、アイゴは、ひれのトゲ(棘条)に毒があります。調理の際は十分ご注意ください。
市販されているアイゴはトゲを取り除いてあることが多いですが、残っている場合は調理の前に必ずキッチンばさみ等で取り除いてください。
アイゴの毒は熱に弱いので、誤って刺した場合は傷口を温めるとよいそうです。
ニンニク、鷹の爪、ローリエの量はお好みで調節してください。
オリーブオイルが苦手な方はほかの油でもかまいません。
そのままでも、パスタやピザの具としてもお召し上がりいただけます。
出来上がったものをパックに入れて加熱加圧滅菌すると、柔らかくなり触感が損なわれますが、長期保存が可能になります。