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平成28年社会生活基本調査 生活時間に関する集計結果の概要

 平成29年9月15日に総務省統計局から,平成28年社会生活基本調査 生活時間に関する集計結果が公表されました。

 この調査では,1日の生活時間の配分(睡眠,仕事,家事,介護・看護,趣味・娯楽など)について,調査しました。

 徳島県では,総務省が指定する23市町村131調査区(約1,600世帯)で調査が行われました。徳島県分の結果(全国及び前回(平成23年)と比較したもの)の概要については,次のとおりです。

※1次活動・・・睡眠・食事など生理的に必要な活動
※2次活動・・・仕事・家事など社会生活を営む上で義務的な性格の強い活動
※3次活動・・・1次活動,2次活動以外で各人が自由に使える時間における活動

 なお,詳細については総務省統計局のホームページに掲載されています。
 http://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/index.htm

徳島県の生活時間に関する集計結果の概要について

1 1日の生活時間の配分

 徳島県に住んでいる10歳以上の人について,行動の種類別に週全体平均(以下「週全体」という。)による1日の生活時間を見ると,睡眠時間が7時間43分,仕事時間が3時間30分,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間が2時間28分などとなっている。

 生活時間について,平成23年と比べると,休養・くつろぎの時間は8分の増加と最も増加が大きくなっており,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間は15分の減少と最も減少が大きくなっている。また,仕事時間は7分,身の回りの用事の時間は4分の増加,家事時間は6分,受診・療養の時間は4分の減少などとなっている。

 生活時間について,男女別に平成23年と比べると,男性は休養・くつろぎの時間が16分の増加,仕事時間が10分の増加,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間が18分の減少,学業,学習・自己啓発・訓練(学業以外),受診・療養の時間がそれぞれ4分の減少となっている。一方,女性は趣味・娯楽の時間が6分の増加,身の回りの用事の時間が4分の増加,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間が12分の減少,家事時間が8分の減少,睡眠時間が6分の減少などとなっている。

 生活時間について,全国と比べると,徳島県は男女とも通勤・通学の時間は短く,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間は長くなっている。また,男性では,仕事,趣味・娯楽の時間は短くなり,睡眠,休養・くつろぎの時間が長くなっている。一方,女性では,身の回りの用事の時間が長くなっている。

2 夫と妻の生活時間

 子供がいる世帯のうち,6歳未満の子供がいる世帯について,平成23年に比べ,夫の家事時間は12分で6分減少,育児時間は1時間2分で6分増加している。一方,妻の家事時間は3時間6分で4分減少,育児時間は3時間30分で,15分の減少となっている。

 全国と比べると徳島県は,夫・妻とも趣味・娯楽,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間が短くなり,仕事,休養・くつろぎの時間が長くなっている。夫・妻別に全国と比べると,夫は育児時間が長く,妻は逆に育児時間が短くなっている。