文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

安全で安心なまちを目指して・・・徳島市内連続立体交差事業 JR高徳線・牟岐線連続立体交差事業

徳島市内鉄道高架事業とは

よくある質問FAQ

Q1 連続立体交差事業とは?
Q2 着工準備とは?
Q3 鉄道高架の区間はどこからどこまで?
Q4 花畑踏切はなくなるの?
Q5 ボトルネック踏切とは?
Q6 鉄道高架のデメリットはないの?
Q7 鉄道高架は誰が事業をするの?
Q8 線路の近くに住んでいるんだけど,家や土地は大丈夫なの?用地はどの程度かかるの?
Q9 鉄道高架の幅はどれくらいなの?
Q10 鉄道高架の高さはどれくらいなの?
Q11 鉄道高架になると線路は複線になるの?
Q12 高架下の空間はどうなるの?
Q13 高架橋の横には道路(側道)ができるの?
Q14 側道の幅はどれくらいなの?
Q15 二軒屋駅付近で土地区画整理事業はするの?
Q16 二軒屋駅付近で市街地再開発事業はするの?

Q1

連続立体交差事業とは?

答え

鉄道を連続的に高架化または地下化することにより,複数の踏切を一挙に除却し,踏切による交通渋滞,事故を解消する事業です。
都市交通の円滑化や線路で分断された市街地の一体化などを図り,都市活動の活性化にも効果のある事業です。

Q2

着工準備とは?

答え

連続立体交差事業などの事業において,事業化前に十分な環境面の評価や住民との合意形成を行うため,事業化の前段階として都市計画決定や環境影響評価,事業手法の確定等の準備作業を行うことです。
着工準備は平成10年度にできた制度で,それまでは,事業化後に,このような作業を行っていました。
ちなみに,徳島市内の連続立体交差事業は平成18年度の新規着工準備箇所として国に採択されています。

Q3

鉄道高架の区間はどこからどこまで?

答え

現在着工準備として検討を進めている鉄道高架の区間は,JR高徳線の徳島駅西からJR牟岐線の文化の森駅付近までの区間です。
すでに,佐古駅付近の鉄道高架が徳島駅の西まで出来ていますが,そこから,文化の森駅付近までが今回の鉄道高架の検討区間で,距離は約4.7kmです。

Q4

花畑踏切はなくなるの?

答え    

鉄道高架が実現すれば、花畑踏切は無くなります。
事業区間には、花畑踏切を含め13の踏切がありますが、鉄道高架ではこうした踏切を一挙に除却することができます。

Q5

ボトルネック踏切とは?

答え    

自動車と歩行者の交通量が多く、渋滞や歩行者の滞留が多く発生している踏切のことです。
具体的には、1日あたりの踏切自動車交通遮断量(自動車交通量×踏切遮断時間)が5万台時以上の踏切を自動車ボトルネック踏切といい、1日あたりの踏切自動車交通遮断量と踏切歩行者等交通遮断量(歩行者及び自転車の交通量×踏切遮断時間)の和が5万台時以上で、かつ1日あたりの踏切歩行者等交通遮断量が2万台人時以上になる踏切を歩行者ボトルネック踏切といいます。
徳島県では、花畑踏切が自動車ボトルネック踏切と歩行者ボトルネック踏切の両方に該当します。

Q6

鉄道高架のデメリットはないの?

答え  

 徳島県内では,すでに佐古駅付近で鉄道の高架化が完了していますが,そこでは,ハトのふん害,高架下のフェンス内へのゴミのポイ捨て,側道の交差点の見通しが悪いところがあるなどの意見があります。
佐古駅付近の鉄道高架の意見を参考にし,デメリットを極力少なくできるように検討を進めます。

Q7

鉄道高架は誰が事業をするの?

答え

現在検討を進めている徳島市内の連続立体交差事業の事業主体は徳島県です。
鉄道の高架工事だからJR四国が事業主体と思われている方もいるかも知れませんが,この事業は,踏切の除却や,新たな道路の整備,鉄道で分断されたまちの一体化など,都市整備上必要な事業として進めるものなので,徳島県が事業の主体となります。

Q8

線路の近くに住んでいるんだけど,家や土地は大丈夫なの?用地はどの程度かかるの?

答え

現在,都市計画決定に向け計画の具体化を進めています。この都市計画決定時にはある程度具体的な計画図面(1/2500の縮尺の平面図)をお示しすることができるので,その時点では概ねの用地幅をお示しすることが出来ることになります。
ただ,この図面は航空測量図(空から写した写真をもとにつくった図面)を用いた図面であり,さらに,縮尺も,1/2500(図面上で1ミリずれると現地で2.5mずれる)なので,現地を実際に測ってつくった詳細な設計図に比べ誤差があります。正確な用地幅が確定するのは,事業化後に詳細設計を行った後になります。

Q9

鉄道高架の幅はどれくらいなの?

答え

鉄道高架の高架橋の幅は標準的な部分で約6mです。駅部はホームなどの関係から幅が広くなります。なお,この幅には側道は含んでいません。側道は片側6mを予定していますので,高架橋が標準的な部分で両側に側道ができた場合,側道を含み,合計約18mの幅(右側の側道幅6m+高架橋幅約6m+左側の側道幅6m=約18m)となります。

Q10

鉄道高架の高さはどれくらいなの?

答え

鉄道高架の目的の一つに,鉄道と交差する道路との立体交差化(鉄道が上がり,その下を道路が交差する)があります。
鉄道高架の下に自動車を交差させるために,ある程度の高さを取らないとならないので,場所によって違っては来ますが,鉄道高架の構造物の高さは約6~7m程度(2~3階建ての家程度)になると考えています。
ただ,現在の線路は,場所によって,周辺の土地より高くなっているところもあるので,この鉄道高架の高さは,今の線路からの高さではなく,おおむね、周辺の土地からの高さになります。
徳島では佐古駅付近で鉄道高架ができていますので,機会があれば見ていただければ参考になると思います。

Q11

鉄道高架になると複線になるの?

答え

現時点では,複線となる予定はありません。

Q12

高架下の空間はどうなるの?

答え    

高架下の空間は一部を除き,JR四国の所有となります。
今後,JR四国と協議をしていく中で,その有効な活用策について検討したいと考えています。

Q13

高架橋の横には道路(側道)ができるの?

答え

鉄道高架の両側にある道路は単に道路としての目的だけでなく,高架橋が周辺に与える影響(日照,騒音,高架橋の圧迫感など)をやわらげるための目的もあります。
従って,このような周辺への環境の影響を考慮しなくても良い箇所(例えば工場など)で,道路網上も不要(近くに別の道路があるなど)な箇所については,側道を付けない場合もあります。

Q14

側道の幅はどれくらいなの?

答え

側道の幅は標準で片側が6mです。

Q15

二軒屋駅付近で土地区画整理事業はするの?

答え    

二軒屋駅付近で土地区画整理事業の予定はありません。
以前,徳島市において,二軒屋駅の東側で土地区画整理事業ができないか検討していましたが,平成17年3月に徳島市は白紙撤回しております。

Q16

二軒屋駅付近で市街地再開発事業はするの?

答え    

二軒屋駅付近で市街地再開発事業の予定はありません。