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県民目安箱

徳島市住吉の藩政の松の管理について

ご意見

徳島県知事様

文化財として指定されている松の木「徳島藩政の松」(徳島市大岡川沿い、徳島市住吉1丁目)の管理状況について、ご連絡させていただき、対応について回答をお願いします。

当該の松は、周辺が遊歩道として整備され、県民に親しまれているウォーキングコースの一部となっています。しかしながら、現在、草刈りが付近住民の善意に委ねられており、枯れた松の大木や大枝が放置されたままの状態です。

管理者である徳島県県土整備局に対し、徳島市、付近住民、および県民から複数回にわたり問い合わせを行っていますが、残念ながらこれまでのところ、全く対応をいただけていない状況です。

今後、災害が発生した場合、これらの枯れ木の倒木や大枝の折損により、近隣住居や歩道が破壊されるなどの危険が十分に想定されます。県民の安全確保、および文化財の適切な維持管理のためにも、至急の対応をお願いいたします。

文化財を守るということですが、予算はとっているのですか?
下草刈りや木の管理の費用はどうしているのですか。
松の葉の掃除や枝の撤去、草刈りなどは全て県民が善意で行っている状況です。

対応を行うとともに、予算措置をどうしているのか至急明確に回答をお願いします。
また、いつまでに対応をしてもらえるかも併せてご回答願います。
担当者が異動するまでだけ対応し、聞き流すだけという態度では困ります。

お忙しいところ恐縮ですが、本件に関するご見解と今後の具体的な対応策について、ご教示いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

回答

 大岡川や助任川沿いの「藩政時代の松並木」は、川と緑が調和した美しい景観が見られ、多くの市民・県民に親しまれていることから、平成22年に徳島市が「とくしま市民遺産」として指定しています。
この松並木は、徳島県管理の河川区域にあるため、徳島市教育委員会に確認したところ、史跡・記念物等には指定されていないため、支障がある場合は、県の判断で伐採は可能であると聞いております。
これまでも、樹木医の意見を伺いながら、支障となる枝葉の伐採、剪定等は行っているものの、近年、松くい虫等の影響から枯死した樹木が確認されており、現在も伐採に向け、樹木医に相談しているところです。
また、松並木や河川管理用道路の状況については、河川パトロールで巡視しており、補修等が必要な場合は、河川海岸維持修繕費の予算を使い、適切な維持管理に努めています。
今後も、安全・安心かつ快適な河川環境の確保に努めて参りますので、御理解、御協力いただきますよう、よろしくお願いします。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

徳島県 県土整備部 東部県土整備局<徳島> 河川・砂防管理担当
電話番号:088-653-8847
ファクシミリ:088-623-4026
メールアドレス:toubu_ks_t@pref.tokushima.lg.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広聴担当
電話番号:088-621-2096
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp