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県民目安箱

チェジュとの協定について

ご意見

50代

1月末に韓国チェジュとの友好協定締結前の覚書に署名したとのニュースが報じられ、知事会見でもその説明がなされました。

知事説明でいくつかの理由が挙げられました。
1、知事同士意気投合した
2、双方、同じぐらいの高さの山がある
3,ジオパーク認定された(日本版と世界版の違いあり)
4,双方柑橘類が有名

他、日本にはチェジュ島出身の方が多く移り住んでいるなどの説明もありました。

友好協定締結前の覚書とはいえ、これを理由に今後行政主導で交流を促進し、友好協定締結へと進んでいく流れはもうできあがっていると言っても過言ではありません。
つまり、議会での承認を必要とせず、知事の思惑だけで海外の都市と友好協定が結べるということですね。

本来は、民間などの草の根交流があり、長年の関係を築くきっかけや理由があってこその友好協定締結へと繋がるものであると私は考えます。
今回の覚書締結はあまりにも軽く、深い理由もなく唐突であったと感じます。

覚書を結ばなくとも交流をつなげ、積み重ねた上で締結に至るのが筋だと思います。

今後も同様の展開が起こり得ると思われますが、よほどのことがない限り締結破棄などのあり得ない「友好都市締結前の覚書」については、もっと慎重に時間をかけて県民の反応もみながら結ぶべきものと考えます。

他に友好協定を結んでいる地域についても県のHP内で調べましたが、都市名・日付はわかってもその経緯・理由まではわかりませんでした。
もちろん、ドイツやブラジルはその意味も推測できますが。
例えば、香川県のHPでは、締結に至った理由、それまでの交流記録、締結後の交流記録など詳細に説明がされていました。

今後どのような姿勢で友好都市締結をすすめていくのか、今後の情報発信の細やかさについてを教えてもらいたい。

回答

【生活環境部からの回答】

 韓国・済州特別自治道との友好交流に関する覚書の締結について、御意見をいただきありがとうございます。
徳島県は、「世界に開かれた徳島」を目指し、若者の海外派遣や学生交流をはじめ、地方が海外と直接つながる「インターローカル」な地方外交の推進に取り組んでいるところです。
また、若い世代を中心に、県民の皆様の国際性を涵養することは、グローバル社会における多様性の理解を進めていく上で重要なことと考えております。
今回の覚書締結については、昨年度、韓国の行政安全部長官が徳島県を視察したことをきっかけに、昨年5月に「済州フォーラム」にて知事がパネリストとして参加したり、11月には「済州青年フォーラム」に徳島県の大学生が参加したりするなど、更なる交流を模索していたところ、先方から覚書を締結したい旨の申し出をいただき、実現したものになります。
友好交流の経緯等の発信についても、今後は積極的に県ホームページやSNSにて広く周知を図っていきたいと考えております。
いただいた御意見を参考にさせていただきながら、引き続き「世界に開かれた徳島」の実現に向けて取り組んで参りますので、御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

生活環境部 生活環境政策課 国際交流室 国際交流担当
電話番号:088-621-2028
ファクシミリ:088-621-2978
メールアドレス:kokusaikouryuu@pref.tokushima.lg.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp