50代
ここ徳島(四国)はもし南海トラフの影響が出た場合かなりの災害が起こると予想されておりますが、安全性や確認は県防災ヘリコプター又は警察ヘリコプターか自衛隊ヘリコプターで行うのでしょうか。また他府県から見て防災ヘリコプター、警察ヘリコプターが小さく感じるのですがどのような基準で配備なのでしょうか。いざと言う時はかなりの救助者や人を運ぶと思うのですが実際あまり人乗れない気がするのですが。
【危機管理環境部からの回答】
この度は、御意見をいただきありがとうございました。
徳島県消防防災ヘリコプター「うずしお」は、平成10年6月から運用を開始し、25年以上にわたり、災害発生現場における負傷者などの救急・救助活動、林野火災などの消火活動等を行っております。
また、平成30年1月に機体を川崎式BK117Cー2に更新し、2代目「うずしお」の運航を開始したところであります。
この機体更新に当たっては、「徳島県消防防災ヘリコプター機体更新仕様等検討会」を設置し、「本県の消防防災ヘリコプターに求められる機能」や「機体の大きさ及び重量等」などについて、本県の地理的特性やこれまでの活動実績等を考慮して検討を行い、更新に係る仕様を決定したところであります。
さて、消防防災ヘリコプターは、平時における活動のほか、南海トラフ巨大地震などの大規模災害発生時の活動においても、ヘリの特性である広域性や機動性を生かした消防活動の展開を期待されています。
その具体的な活動は、情報収集に始まり、負傷者の搬送、孤立地域からの住民の救助、物資輸送、消火活動など多岐にわたる活動を想定しております。
また、このような大規模災害発生時には、自県消防防災ヘリコプターだけではなく、県警察ヘリや各自衛隊ヘリに加え、緊急消防援助隊の応援要請により他県消防防災ヘリが参集し、複数機で任務に当たることとしております。
そして、それぞれのヘリの性能や大きさなどを考慮し、例えば、狭隘な山間地帯には小型のヘリを投入したり、孤立地域から多人数の被災者を搬送する場合は大型ヘリを投入するなど任務内容に合わせ適材適所となるよう、的確な運用を行うこととしております。
今後におきましても、消防防災ヘリコプター「うずしお」の安全かつ安定的な運航を継続するとともに、地域住民の方々の生命及び財産を守るため、関係機関と連携を深め、より効果的な運航に努めてまいりますので、御支援、御協力をよろしくお願いします。
※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。
消防保安課 航空消防防災担当
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