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県民目安箱

大鳴門橋自転車道の件

ご意見

50代

現在、大鳴門橋サイクリングロード設置準備が進んでいるようですが、成功事例であるしまなみ海道を参考の上、観光目玉の1つに育てていただければと考えます。しまなみ海道サイクリングロードの利点の一つが、原付2種までが通行可能となっており、渡し船やフェリーに変わる代替え交通手段となっております。スローな移動で現地滞在時間も多くなることが予想され、自転車に加えて経済波及効果が期待できます。現在の鳴門海峡は、フェリーもなく原付バイクでは渡れないため、明石海峡の様に行き来が出来ない現状です。以上の点が、ご考慮されておらず、新たにご検討頂けましたら、バイク愛好家として夢が広がります。

回答

【県土整備部からの回答】
 

大鳴門橋自転車道について、御意見をいただきありがとうございます。

当自転車道は、道路として整備された「しまなみ海道」のサイクリングロードとは異なり、「渦の道」と同様の「観光施設」として整備するものであり、より多くの皆様に利用していただくため、歩行での往来をはじめ、様々な自転車(シティサイクル、ロードバイク、タンデム自転車、Eーバイクなど)での走行を想定し検討しております。

一方で、「渦の道」には既に年間50万人以上(コロナ禍除く)の観光客が訪れており、特に自転車と歩行者が合流する区間などにおいて、歩行者の安全を最優先に確保する必要がありますが、既存の構造物の影響を受け、十分な通行空間が確保できないため、自転車と歩行者が混在する形で利用しなければならない区間があります。

また、令和5年1月31日に開催した「大鳴門橋自転車道検討部会」では、自転車同士のすれ違いや速度の速いロードバイクなどと歩行者との接触事故の危険性についての御意見もいただいており、より速度の出る原付バイクを通すことは、歩行者の安全確保が更に困難になると考えております。

施設の運用面については、引き続き、自転車関係者や観光団体・渦の道管理者などで構成される「検討部会」等を通じて御意見をいただきながら、兵庫県とともに検討を進めてまいりますので、御理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

高規格道路課 企画調整担当
電話番号:088-621-2679
ファクシミリ:088-621-2872
メールアドレス:koukikakudouroka@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広聴担当
電話番号:088-621-2096
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp