40代
高校生を持つ親です。
保護者には(熱中症に気をつけてください)とアラートのリンクが貼られたお知らせは来ますが、予め、危険な暑さのときに部活が休みになったことはありません。
生徒側の自己責任になっている気がします。
先日も他県で、部活帰りに熱中症で亡くなられた方のニュースもあり、学校側への注意喚起などをしていただけるとありがたいです。
【教育委員会からの回答】
この度は、県民目安箱に御意見をいただき、ありがとうございます。
学校における熱中症対策については、環境省・文部科学省が令和3年5月に策定した「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」のほか、文部科学省やスポーツ庁から発出される「学校教育活動等における熱中症事故の防止について(依頼)」等各種通知を市町村教育委員会、県立学校に発出し、再三にわたり、注意喚起と対策の徹底を図っているところです。
また、毎年度小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員を対象とした「熱中症講習会」を開催し、授業や学校行事、部活動における事故を未然に防ぎ、事故発生時にも適切な対処ができるよう、教員の資質の向上を図っております。
このような中、今夏、他県において、小・中学生が熱中症の疑いで死亡するという痛ましい事案が発生したことを受け、県教育委員会では、各市町村教育委員会及び各県立学校に対し、文部科学省及びスポーツ庁が発出した「事件・事故情報の共有・注意喚起について(部活動の帰宅中における中学生の死亡事案(熱中症疑い)の発生について)」を通知するとともに、「活動終了後には、十分なクールダウンを行い、児童・生徒の体調を確認してから帰宅させること」「炎天下を長時間登下校している児童・生徒に対しては登下校の途中で適宜、休憩や水分補給を行うとともに、体調が悪い場合には、周囲の人に助けを求めること」などについての指導の徹底を文書及び県立学校長会において依頼したところです。
近年、気候変動等の影響により猛暑日が増加し、熱中症のリスクが高まっていることから、今後とも熱中症事故の防止について、市町村教育委員会や各県立学校に適切な情報提供を行うなど、安全管理に努めてまいります。
◯R3.5月「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/sg_sef/20210528_guideline_book.pdf
◯R5.4.28教参学第6号「学校教育活動等における熱中症事故の防止について(依頼)」
https://anzenkyouiku.mext.go.jp/heatillness/data/230428katsudoujikoboushi.pdf
◯R5.7.31事務連絡「事件・事故情報の共有・注意喚起について (部活動の帰宅中における中学生の死亡事案(熱中症疑い)の発生について)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/1417343_00017.htm
※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。
体育健康安全課 部活動地域移行担当/体力・競技力向上担当
電話番号:088-621-2788
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