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県民目安箱

ガン患者への補助、助成金について

ご意見

40代

現在徳島県において、ガン患者(特に女性の患者)さんに対しての補助金等が設定されている自治体が0件という状態になっております。四国全体で見ても数件の自治体しか行っておらず、かつ金額等も現実的に助かる補助が出ているのが愛媛県に1件という状態だと思います。
私事ですが、身内にガンを診断され治療を行っている者がおります。治療費に関しては保険の高額医療などの制度である程度抑えられておりますが、治療に伴う脱毛等により、医療用ウィッグを購入し使用しております。使用をしている者からすると、治療中はウィッグがないと外にも出られず、精神的にもかなりきつい状態だということ、安価なウィッグでは周りからの目も気になるという事ですが、やはり人毛を使った見た目でもウィッグとわかりづらい物は値段も10万円を超えてくる物がほとんどで、治療中の出費としてはかなり大きな部分となっております。
見た目の部分等の事なので、我慢をすればよいのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、短くても1年以上かかる治療の間、周りの目を気にする事なく、社会で活動するためには必要な物だと思っております。
そこで、徳島県においても医療用としてのウィッグや補正下着等への補助金等をお考え頂けたら思い投稿させて頂きました。
現在徳島県の医療費は全国ワースト7位であり、その中でもガン治療における医療費が一番多い状態である事から、このような助成金を望む方も多いと感じております。
これから治療を始める方が安心して治療を進めていけるように、なにかお考え頂ければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

回答

【保健福祉部からの回答】
 

 この度は、貴重な御意見をいただきありがとうございます。

近年、がん医療の進歩によって、治療を継続しながら社会生活を送るがん患者の方が増加しております。がんの治療と学業や仕事との両立を可能とし、治療後もその人らしい生活を維持する上でも、治療に伴う外見変化に対するサポートが重要と考えております。
こうしたことを踏まえ、本県では、がん相談支援センターで相談支援を実施し、患者やその御家族の精神的苦痛、社会的苦痛の軽減に努めているところです。
また、がん相談支援センターで相談事業に携わる相談支援員等の意見を聞きながら、「アピアランスケア」のさらなる充実に向けた支援等について検討を進めており、令和4年度には、がん患者の方が不安を抱え込まないよう、適切な情報を発信するために「とくしまがん療養サポートブック」を作成しました。
今後も医療用ウィッグをはじめとするアピアランスケアを含め、がんになっても自分らしく生き生きとした社会生活を送るため必要となる施策について、検討を進めてまいります。
 


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

健康づくり課 がん・疾病対策担当
電話番号:088-621-2999
ファクシミリ:088-621-2841
メールアドレス:kenkoudukurika@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広聴担当
電話番号:088-621-2096
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp