病院並びに高齢者施設の面会について

40代

世の中はコロナも忘れ平常に戻った生活をしていますが、未だに病院と高齢者施設は面会制限されてる所が殆どですね、特に徳島県は。関西や関東の都会では積極的に高齢者施設の面会は自由にさせてくれつつある中、何故徳島県はいつまでも周りの様子見なんでしょう。担当部署に問い合わせても各施設に委ねているとの一点張りですし。五類に移行されても改善されないのであれば、ではどうなれば面会制限を緩和されるのですか？介護現場は特にコロナ禍で益々従業員も減り、業務二見合うお給与も支払われていないかと思います。それはそもそも待遇が悪すぎるので、各施設の入所者さんへのケアに対する質も落ちてる気がします。県知事も交代されたのであれば、もっと介護現場に対する大胆な刷新が必要ではないでしょうか？徳島県は益々高齢化してきてる中、本当に施設の質も数も改善する事が早急に求められると思います。知事が若返ったのであればいい加減考え方も若返らす必要があるかと思います。介護職の方を公務員扱いにする事を是非検討下さい。そうなれば求人数も増えるかと思いませんか？

【保健福祉部からの回答】
 

　厚生労働省においては、医療機関等における面会について、地域における感染の拡大状況や入院患者の状況等のほか、患者及び面会者の体調やワクチン接種歴、検査結果等を総合的に考慮した上で、面会実施の方法について各医療機関で検討することとの取扱いを示しており、この方針は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ位置づけられた後も同様とされております。（令和5年3月17日付け厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡）

長期間にわたる面会制限は患者や家族に心理的な負担を与え、患者等のQOLに悪影響を及ぼす可能性があるため、面会機会の提供については十分配慮されるべきである一方で、医療機関には重症化リスクの高い患者が入院しているケースもあり、院内感染が生じた場合には入院患者等の健康や生命を危険にさらす可能性もあります。

こうした事情に鑑み、医療機関における面会については、面会の重要性と院内感染対策の両方に留意し、患者及び面会者の交流の機会を可能な範囲で確保するよう個々の医療機関毎の検討をお願いしているところです。

各医療機関においては、当該事務連絡の趣旨を踏まえて面会制限について十分な検討が行われるよう、引き続き周知に努めてまいります。
 

　なお、高齢者施設等におきましても、新型コロナウイルスにかかる感染症対策については、厚生労働省からの事務連絡により、感染症法上の位置づけが第5類へ変更された後も、感染対策の徹底を当面継続することとされています。
（令和5年4月18日付け厚生労働省老健局高齢者支援課、認知症施策・地域介護推進課、老人保健課事務連絡）

一方で、高齢者施設等の入所者については、家族等との面会の機会の減少により心身の健康への影響が懸念されることを踏まえると、高齢者施設等での面会の再開・増進を図ることが重要とされています。
（令和5年1月31日付け厚生労働省老健局高齢者支援課、認知症施策・地域介護支援課、老人保健課事務連絡）

これを受けまして、徳島県では県内の高齢者施設等に対して、県のホームページから当該事務連絡の周知を行っており、県内の高齢者施設等においても、感染対策を行いながら面会を実施する施設も増えてきているところです。
新型コロナウイルス感染症の状況にもよりますが、今後とも入所者を感染のリスクから守りつつ、面会の機会を確保できるよう、各高齢者施設等へ働きかけてまいりますので、御理解いただけますようお願いします。
 

　また、介護職員の賃金アップについては、国によって定められておりますが、介護職員の賃金は全職種の平均には達しておらず、介護職員の処遇を取り巻く環境が、厳しい状況にあると認識しているところです。
現在、国においては、令和6年度の介護報酬改定に向けた検討が行われる中で「継続的に処遇改善の取組を推進していくことが重要」との意見もでております。

徳島県では、こうした国の動向も見ながら、今後も介護現場の処遇改善が図られるよう、あらゆる機会を通じて国に対して提言を行ってまいります。

医療政策課 医事指導担当
電話番号：088-621-2189
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