20代
社会人が徳島県立の看護学校に進学しようとしたところ、他県では導入されている専門実践教育給付金が使用できず、費用面での負担が大きいように感じました。また入試での社会人採用枠などが他県のようになく、勉強面での負担が大きいことや合格発表から退職までの時間も短いなと感じました。
入試での採用枠は仕方ないにしても、せっかくある給付金制度は使えるようにした方がいいのではないかと思います。
ご検討いただけますと幸いです。
【保健福祉部からの回答】
この度は、県立総合看護学校に関する御意見をいただき、ありがとうございます。
国における「専門実践教育訓練給付金」につきましては、主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講費用の一部が支給される制度となっています。
現在、県立総合看護学校では、准看護師資格を有する学生を対象とした「第二看護学科」のみが講座指定を受けている状況ですが、御意見のとおり、「第一看護学科」「准看護学科」においては、これまで、国の指定要件を満たせないことが多く、この制度を活用することができませんでした。
一方、「第一看護学科」については、これまで卒業生の進学率が高いことにより満たせていなかった指定要件の一つである「就職率」が、近年上がってきており、指定要件を満たす可能性があることから、令和6年度からの指定申請に向けて進めてまいりたいと考えております。
また、社会人入試(採用)枠については、他県の状況や有効性等を確認し、導入について検討してまいります。
今後とも地域における医療提供体制の強化に向けて、看護職員の養成・人材確保にかかる効果的な取組を進めてまいりますので、御理解くださいますようお願いします。
※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。
医療政策課 看護担当
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