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県民目安箱

殺処分について

ご意見

30代 

私は地域の動物愛護活動に携わっており、徳島県における犬猫の殺処分問題について深い懸念を抱いています。
徳島県の殺処分方法の見直しと、殺処分車両の命名変更についての要望のお願いです。

まず第一に、徳島県における殺処分方法について心配しています。

二酸化炭素による窒息死は、動物にとって非常に苦痛で非人道的な処分方法です。
この方法では、動物たちは恐怖や苦しみに晒され、最期を過ごしています。
私たちはより人道的で安楽な処分方法への移行を強く望んでいます。

例えば、穏やかな睡眠のような方法を検討していただけると幸いです。

第二に、犬猫殺処分車両で使用されている「犬猫処分ドリーム号」という名称についても懸念があります。
この名称は、動物を処分することが夢のようにすばらしいと伝えているようです。
動物に対する尊重と配慮を示すために、こちらの車両は使用を停止して頂きたいです。

また、徳島県においても野犬問題が存在していることは承知しておりますが、
野犬であっても時間をかければ、里親に引き取られる可能性のある犬が多く存在しています。
他の県や自治体では、野犬を殺処分せず、譲渡する取り組みを行っている例も多数あります。
野犬の存在を理由に安易に殺処分されることのないよう、徳島県でも同様の取り組みを行っていただけることを切望いたします。

茨木県は殺処分0になりました。見習うことがあると思います。
私たちは、動物たちの福祉を守り、人間との共存を促進するために、
徳島県における殺処分問題に真剣に向き合ってほしいと願っています。

回答

【危機管理環境部からの回答】

徳島県では令和4年度、907頭の犬猫が動物愛護管理センターや保健所に収容されました。収容された犬のうち、半数以上が野外で繁殖し生息していた、いわゆる野犬です。
そのうち470頭の犬猫が登録譲渡団体及びミルクボランティアの皆様の御協力もあり、譲渡されています。
しかしながら、人と生活することなく成犬となった野犬については、人への馴化が非常に難しく、たとえ慣れた方であっても飼養することは困難です。
このため、やむを得ず犬や猫の殺処分を行っており、この時に「特殊車両」を使用しておりますが、当センターで殺処分を行った動物については、全て動物愛護思想の観点から火葬、焼骨の処理及び供養等を実施しております。
また、処分方法については、全国的にも炭酸ガスから薬物による安楽死へと進んでいるところであり、本県におきましても前向きに取り組むとともに、まずは殺処分となる犬や猫の削減に向けて取り組んでまいります。
 


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

動物愛護管理センター 愛護管理担当
電話番号:088-636-6122 
ファクシミリ:088-636-6123
メールアドレス:doubutsuaigo@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp