災害対策について情報交換を行い、災害時の医療連携体制の強化を図ることを目的に、例年、研修会を開催しています。
今年度については、大規模災害の教訓を活かした本県における災害体制の強化をテーマに開催しました。
【日時】 平成29年11月26日(日) 午前10時から正午まで
【場所】 徳島県看護会館
【主催】 徳島県
【共催】 公益社団法人 徳島県看護協会
【内容】
1 講演 「これまでの大規模災害の教訓を活かした徳島県における災害体制の強化」
~直下型地震、九州北部豪雨災害への対応を含めて~
講師 徳島県危機管理部とくしまゼロ作戦課 災害医療・民間連携担当 主任 傳平 康子 氏
2 事例活動報告
<進行> 公益社団法人徳島県看護協会 会長 多田 敏子 氏
<報告者>
・ 徳島県立海部病院 副看護師長 藤田 洋子 氏
・ 徳島県立海部病院 技術主任(看護師) 斎藤 誠 氏
・ 徳島県南部総合県民局保健福祉環境部〈阿南〉 課長補佐 浦西 由美 氏
・ 公益社団法人徳島県看護協会 常任理事 稲井 芳枝 氏
今回の研修会に参加して、DPATの活動の重要性を知ると共に、高齢者、乳幼児及び妊産婦をはじめとする災害時要援護者への支援について学ぶことができ、今後、南海トラフの巨大地震に向け、それぞれの現場で考えていきたいとの意見をいただきました。
今後も皆様の御要望を取り入れながら、災害看護体制の充実に努めていきたいと考えています。