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親子でどんぐり拾いを楽しもう!

ひろって楽しい!知って楽しいどんぐり!

山の木々が赤や黄色に色づくようになると
いろいろなところで「どんぐり」を見かけるようになりますね。

どんぐりを見つけると、つい拾ってみたくなりませんか?この秋は、ぜひ、親子でどんぐり拾いを楽しみましょう!子どもも大人もきっと夢中になります。

どんぐりは、ブナ科の木の実でかたい皮をもつ種子のことです。
日本には約20種類もあります。

どんぐりいろいろ.jpg

どんぐりは2年もかかって実るものもあったり、豊作・不作の年もあります。

「クヌギ」

まん丸の可愛いどんぐりで、つまようじをさして、コマとしてよく遊ばれています。
大きなどんぐりを見つけた時は、喜びでワクワクします。
夏には、カブトムシやクワガタが集まる樹液が一番よく出る木です。
椎茸の栽培の原木にもよく使われています。
実を包む殻斗は、イソギンチャクのようです。

クヌギ.jpg

クヌギのどんぐりはそのまま放っておくと、いつのまにかどんぐりに穴が空いて、中からまるまるした小さなゾウムシの幼虫が出てきます。ゾウムシは成虫になると小さな鼻がゾウに似ているのでこの名前がついたそうです。

どんぐり遊びや製作に使う場合は、穴が空かないように処理をするときれいなままで使えます。製作した後にニスを塗るのもいいですね。

〈クヌギ〉のどんぐりの処理の方法

  • 冷凍処理
    水に入れて浮いてくるどんぐりは使わないようにして、沈むどんぐりだけ使用しましょう。きれいに水で洗ってナイロン袋に入れて、2~3日冷凍しておくと大丈夫です。
    冷凍後は、水気を切って日陰で乾かしましょう。
  • 煮沸処理
    お湯で3分程度ゆでます。ゆですぎると割れるので注意しましょう。
    その後水気を切って日陰で乾かしましょう。

〈クヌギ〉のどんぐりを拾えるところ

「マテバシイ」

1~2センチ程の細長いつるつるピカピカのどんぐりです。

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虫がつかないので、そのままコマにしたり、絵を描いてクラフトやリースなどによく使われています。ペットボトルに入れて音遊びもできます。
『待てば椎(シイ)のようにおいしくなる』とも言われ、渋みがなくフライパンで炒めてナッツのように食べたり、殻をむいてゆがいてすりつぶし、どんぐりだんごやクッキーなども作れます。

〈マテバシイ〉のどんぐりを拾えるところ

マテバシイは街路樹や公園樹に多く見られます。

鳴門・大塚スポーツパーク「こども広場」(鳴門総合運動公園内)(鳴門市)
うずしおふれあい公園(鳴門市)ドイツ村公園(鳴門市)
鳴門教育大学周辺(鳴門市)・マリンピア沖洲の街路樹(徳島市)などに植えられています。

「スダジイ」

昔から食用で知られている実です。縄文時代は大切な主食だったようです。

小さな実で、頭がとんがり帽子のようにとがっています。
フライパンで炒って食べると、甘く香ばしくとっても美味しいです。
おやつのない時代の子どもたちは、シイの実をポケットに入れて生でもよく食べたと聞きます。
西日本の森を代表する木です。

〈スダジイ〉のどんぐりを拾えるところ

公園や庭園樹、神社などで見かけます。
見つけやすいのは、あすたむらんど徳島内「木育のこみち」

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*徳島木のおもちゃ美術館の看板(あすたむらんど徳島の入り口)の横に「木育のこみち」があります。

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「木育のこみち」入口

大きなスダジイの木が3本あります。表示もしているのわかりやすいですよ。
2年成なので、今年(2023 年)はあまり実がついてないのですが、
葉っぱを観察してみてください。葉の裏が金色に光ってきれいです。

実は殻斗(かくと)ですっぽりと包まれていて、殻斗(かくと)がはじけて小さな実を落とします。

殻斗(かくと)とは、クヌギ、カシ、ナラなどのどんぐり(ブナ科植物の果実)を包み,保護するもの。どんぐりの帽子のように見える部分のことをいうよ。

「アラカシ」

枝の張り方がまばら(あらい)のでアラカシ(粗樫)と呼ばれています。

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実は1年成で、縦じまが目立ちます。
シラカシと並んで日本に9種類あるカシ類の代表種です。
カシは木へんに堅い(かたい)と書き、木材が堅くて丈夫なので、スコップの柄や木刀(ぼくとう)などに使われています。
一度にたくさん実と落とすので、どんぐりのじゅうたんのようにも見えます。

〈アラカシ〉のどんぐりを拾えるところ〉

山や森、神社などでよく見ることができます。
身近な公園だと、徳島中央公園内で大きな木がたくさんあります。
徳島城博物館周辺や売店近くの線路側にあります。

あすたむらんど徳島(板野町)板野町歴史文化公園(板野町)
徳島県立神山森林公園 イルローザの森(神山町)日峯大神子広域公園(徳島市)
いきものふれあいの里ネイチャーセンター(佐那河内村)徳島県文化の森総合公園(徳島市)など

どんぐり拾いに用意していくもの

  • ナイロン袋やフリーザーバッグにひもをつけたもの。ペットボトルを切って(切り口には怪我をしないように、ビニールテープを巻いて)ひもをつけたもの。

お散歩バッグのようにすると、小さなお子様もどんぐりを入れて歩きやすいですよ。

どんぐりのいろいろな楽しみ方

  • プランターなどにどんぐりを植え込み、芽が出るのを観察するのも楽しいです。
  • この季節は紅葉も美しいので、色とりどりの落ち葉を拾って、ままごと遊びができますね。
  • きれいな色の落ち葉といっしょにどんぐりを画用紙に貼って遊ぶのもおもしろいですよ。

どんぐりに関するおすすめの本

  • 絵本「どんぐりノート」
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いわさき ゆうこ 大滝 玲子 作
文化出版局

  • 「おもしろ樹木図鑑」
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林 将之 著
主婦の友社

アドバイス

今回ご紹介したどんぐりを拾える場所は一部です。
他にもたくさんあるので、地域の人に聞いてみたり、親子で絵本や図鑑で調べて、いろいろなどんぐりの木を探してみてくださいね。

作成者 松﨑美穂子(NPO法人子育て支援ネットワークとくしま 理事長)