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子育てと在宅ワーク

はじめまして。阿南市に住んでいるいぬまろと申します。
現在、在宅で仕事をしながら、12歳(中1)と8歳(小2)の子育てをしています。
子どもが夏休みに入り、プールの準備や宿題のチェックの隙間に在宅ワークをしています。

在宅ワーク歴は2年ほどです。
対人関係に疲れ、思い切って仕事を辞めたものの、どうしようかなと思っていたところ、夫に「パソコンとネット環境があるんやけん、家で仕事できんの?」と言われ、在宅で仕事をすることを考えました。
仕事を辞めるまで約8年間、花を栽培する仕事をしており、インターネットの検索以外でパソコンを使うのは実に10年ぶりでした。
インターネットで「在宅 仕事」を検索して、どんなことができるのか調べるところから始めました。

取り立ててスキルや資格もなく、何ができるかと不安になりましたが、模試の採点業務を始めることができました。
ですが、模試の採点業務は不定期なため、もっと定期的にできる仕事はないかと探していたところ、『あなん広報』でテレワークセンター徳島さんのテレワーク講座の募集記事を発見。
いつもなら尻込みするところですが、「これだ!」と思い、即申し込みをしました。

テレワークセンター徳島とは、テレワークなどの多様な働き方を利用したキャリア支援と企業の働き方改革やテレワーク導入・推進に関する相談窓口です。男女問わず、どなたでも相談できます。
テレワークセンター徳島は、徳島県「とくしまスマートワークプロジェクト」事業の一環にて管理運営されています。詳しくは、とくしまスマートワークプロジェクトをご参照ください。

講座では、いろいろな在宅ワークがあることを学びました。
そして、自分に何ができるのかと試行錯誤したところ、「文字起こし」という仕事にたどりつき、現在は「文字起こし」を中心に仕事をしています。

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在宅ワークの良い点は、何といっても時間の融通が利くところです。
子どもの学校行事や急な体調不良にもすぐ対応することができます。
子どもに水いぼができた時は本当に在宅ワークでよかったと思いました。
水いぼは放っておけばどんどん広がります。皮膚科で取ってもらっても数日後にまたできていることもあり、毎日のように皮膚科に行き、約1か月かけて全ての水いぼを取りました。
もし、その際に職場勤務していたなら、仕事を休みづらく、水いぼを取るのにもっと時間がかかって子どもにつらい思いをさせたかもしれません。

また、子どもが学校から帰ってきたとき「おかえり」と家で迎えることができます。
入学当初は疲れるのか、帰ってきて寝てしまうことがよくありました。
子どものペースで宿題や時間割など翌日の準備ができたのはよかったと思います。

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一方、在宅ワークの悪い点は、仕事する時間がきっちり確保できないことです。
日中、急な用事が入ってしまうと、その時間に予定していた仕事をする時間がなくなります。
そんな時は、夜遅くや早朝に仕事をしています。
また、夏休みなどの長期休みは家に子どもがいるので宿題を見たり、一緒に遊んだりして、仕事時間が確保できないことがあります。
在宅ワーク1年目の時は思うように仕事ができないことに焦っていましたが、今はできる分の仕事しか引き受けないようにしています。

在宅ワークをしながら子育てをする私なりのコツは、「頑張り過ぎないこと」です。
仕事ができない時は「まあ、いいか」と割り切っています。
「もっと仕事をしなければ」と思うと、子どもと接するにも余裕がなくなってしまいます。
余裕がないと、子どもに何かを言われても、つい「後にして」と言ってしまいがちですが、子どもと過ごす時は仕事をしないと割り切ると、ゆっくり子どもと接することができます。
仕事を減らすと収入も減ってしまいますが、私にはそのほうがストレスがありません。
何にストレスを感じるかは人それぞれです。
自分にとってストレスのないやり方で、子育ても仕事もできたらいいなと思います。

作成者 いぬまろ(自営業)