徳島は水の都とも呼ばれ、吉野川をはじめ大小約500の河川が流れており、その河川には全国でも有数の橋が数多く架けられています。
特に吉野川には、昭和初期に架設された「三好橋」、「吉野川橋」に始まり、令和4年完成の「吉野川サンライズ大橋」の架設まで約100年の間に、徳島県内で47もの橋が架けられています。また、それぞれが当時の最新工法を駆使したことから、多種多様な橋りょう形式が存在しており、まさに 「橋の博物館」 となっています。
大正8年の道路法制定にともない、永久橋の架設に国費が支給されることとなったため、大正10年に徳島県が策定した計画。大正14年に財政上の問題で、「中央橋」、「名田橋」、「鮎喰橋」の3橋が休止(戦後に架設)となったが、昭和4年までに吉野川など8橋が架設された。
なお、その内6橋は日本を代表する橋梁技術者の「増田淳」氏が設計。
順位 | 橋梁名 | 橋長(m) | 河川、海峡 | 備考 |
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1 | 吉野川サンライズ大橋 | 1,696.5 | 吉野川 | 四国横断自動車道 |
2 | 大鳴門橋 | 1,629 | 鳴門海峡 | 神戸淡路鳴門自動車道 |
3 | 阿波しらさぎ大橋 | 1,291 | 吉野川 | |
4 | 今切川橋 | 1,182 | 今切川 | 四国横断自動車道 |
5 | 吉野川大橋 | 1,137 | 吉野川 | |
6 | 阿波麻植大橋 | 1,084 | 吉野川 | |
7 | 吉野川橋 | 1,071 | 吉野川 | |
8 | 四国三郎橋 | 910.5 | 吉野川 | |
9 | 吉野川橋 | 852.5 | 吉野川 | 四国縦貫自動車道 |
10 | 阿波中央橋 | 820.6 | 吉野川 |
第1位は、吉野川に架かる「吉野川サンライズ大橋」で、橋の長さは1,696.5mです。
順位 | 橋梁名 | 支間長(m) | 河川、海峡 | 備考 |
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1 | 大鳴門橋 | 876 | 鳴門海峡 | 神戸淡路鳴門自動車道 |
2 | 小鳴門大橋 | 280 | 小鳴門海峡 | |
3 | 阿波しらさぎ大橋 | 260 | 吉野川 | |
4 | 末広大橋 | 250 | 新町川 | |
5 | 池田へそっ湖大橋 | 200 | 吉野川 | |
6 | 吉野川橋 | 190 | 吉野川 | 四国縦貫自動車道 |
7 | 岩津橋 | 175 | 吉野川 | |
8 | 小鳴門新橋 | 170 | 小鳴門海峡 | |
9 | 撫養橋高架橋 | 161 | 小鳴門海峡 | 神戸淡路鳴門自動車道 |
10 | 小鳴門橋 | 160 | 小鳴門海峡 | |
10 | 四国三郎橋 | 160 | 吉野川 |