【記事番号：2428】

発掘調査は開発事業に伴う調査と保存・活用に関する調査があります。開発事業に伴う発掘調査は、遺跡が公共工事や営利を伴う民間工事で壊れる際に、記録保存を目的に行われ、その経費は開発事業者が負担します。例えば、国・県や市町村の公共工事に伴う調査は各自治体が負担し、民間企業であれば、企業側に出費を求めることになります。保存・活用を目的に行われる調査は、県及び市町村が実施するほか、大学や博物館が行い、経費は調査主体者が負担します。尚、営利を伴わない個人住宅の場合は、当該市町村教育委員会の公費で実施されます。

未来創生文化部文化資源活用課埋蔵文化財担当

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