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徳島県議会よくある質問

【記事番号:111】

高齢者をねらった悪質商法の手口や対処方法が知りたい。

利殖商法

「お金」の不安がある高齢者の心理につけ込んで複雑な金融商品やリスクの高い投資話をもちかけ、「高収益」や「絶対にもうかる」などとメリットを強調し、リスクに対して十分な理解を得ないまま強引に契約を迫り損失が出てトラブルになるケースがあります。

複数の業者や人物が共謀して、未公開株や社債などを購入させる劇場型の詐欺などには特に注意が必要です。

こうした悪質業者は、信用させるためにホームページの開設、パンフレットの作成、場合によっては、公的機関の名前を出すこともあります。

また、未公開株、社債だけでなく、外国通貨、鉱山の採掘権など勧める商品も替えてくるので注意してください。

主な手口については、関連情報サイトをご覧ください。

悪質な電話勧誘、霊感商法、マルチ商法等

加齢により体調に不安を抱える高齢者も多く健康に不安を持つ心理をたくみに突き、「体調が良くなる」、「血液がサラサラになる」、「がんが治った」、「飲み水がきれいになり、健康になる」など勧誘し、健康食品、アクセサリー、電気治療器、浄水器、ふとんなどを購入させる手口です。

また、知人などを介したマルチ商法も見られます。

点検商法

「無料で診断する」、「近所の工事をしていて見つけた」などのふれこみで家屋の強度や屋根、床下、水道水などの点検をし、「このままでは地震で家が壊れる」、「屋根瓦が壊れているので雨漏りがしている」、「床下に湿度がたまっている」、「水に問題がある」など、不安を煽るような結果を伝え、必要のない高額な補修や浄水器を売りつけるケースが見られます。

無料商法、SF(催眠)商法

「無料サービス、無料体験」などの無料を強調した勧誘を行い、最終的には別の高額な商品を買わせたり、閉め切った会場に人を集め、日用品などをただ同然で配って雰囲気を盛り上げた後、最終的に高額な商品を契約させるケースが多く見られます。

販売員に取り囲まれて、契約しなければ帰してもらえない雰囲気だったというようなこともあります。

トラブルにあわないために

不要ならきっぱり断ることが重要です。

自分だけで判断せずに周囲に相談することも重要です。相手の手口を知ることも強力な武器になります。

判断力の不十分な高齢者の被害を未然に防いだり拡大させないためには、家族や周りの方の協力が不可欠です。

地域の高齢者見守り活動や成年後見制度を利用することも一つの方法です。

わからないこと、困ったことがありましたら、消費者情報センターまでご連絡ください。

関連情報

お問合せ先

消費者情報センター

徳島市寺島本町西1丁目5番地 アミコビル東館7階

電話:088-623-0110(相談専用)

ファクシミリ:088-623-0174

E-Mail:メールでの相談はセンターホームページのメールフォームから送信してください