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徳島県みどりの食料システム戦略基本計画の策定について

計画策定の背景・趣旨

  • 背景

 我が国の食料安全保障の重要な役割を担う農林水産業は,地球温暖化や大規模自然災害の発生,作物の生育不良や品質の低下,新たな病害虫の発生,新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの課題に直面しており,将来に亘る食料の安定供給の実現に向けて,今,まさにGX・DX時代を捉えた新たな政策の推進が必要です。

  • 国の取組

 このような状況の中,国においては,持続可能な食料システムを構築するため,令和3年5月に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定するとともに,令和4年7月に「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」(以下「みどりの食料システム法」という。)が施行されました。

  • 基本計画の位置づけ

 「徳島県みどりの食料システム戦略基本計画」(以下「基本計画」という。)は,「みどりの食料システム法」第16条に基づき「環境負荷低減事業活動の促進に関する基本的な計画」として県と市町村が共同で策定するものです。

  • 策定に当たって

 基本計画の策定に当たっては,本県の羅針盤とするため,生産者,生産団体はもとより,消費者団体,学識経験者等の方々からなる策定会議にて数次にわたりご意見をいただくとともに,積極的に反映することを通じ,本県ならではのアイデアや手法を盛り込んだものとしました。

  • 持続可能な産業へ

 今後,生産者が取り組む「環境負荷低減事業活動」を促進するとともに,エシカル消費をはじめ農林水産業の生産活動等への消費者の理解促進を図ること等により,「持続可能な農林水産業を実現」するため,この基本計画をそれぞれの地域の実情に応じ,県・市町村を挙げて推進して参ります。

徳島県みどりの食料システム戦略基本計画(令和5年度~令和9年度)