飲食店等の営業許可取得施設において、お弁当等のテイクアウトや宅配を行う場合は店内での提供と異なり、調理してから喫食するまで時間がかかるため食中毒のリスクが高くなります。食中毒予防のため次のことに注意し、普段以上に衛生管理を徹底してください。
注意点や食品表示についてまとめた資料もご活用ください。
【その他の表示例はこちら】
□前日からの調理は絶対にしない。
□施設の能力を超えた数量・メニューは提供しない。
□体調不良(下痢・嘔吐等の症状がある)時は絶対に調理に従事しないでください。
手指に傷がある場合は、使い捨て手袋を使用しましょう。
□作業毎に手洗いをする。
作業前、生肉・生魚、野菜の前処理作業後、盛りつけ前など
□まな板・包丁など器具を使い分ける。
生肉・生魚・野菜の前処理、加熱しない食材、加熱後の食材など
□食品は冷ましてから、清潔に盛りつける。
温かいまま盛り付けると、食材の腐敗が早くなり、食中毒のリスクも高くなります。
また、盛りつけ時には清潔な使い捨て手袋を使用しましょう。
□調理後、4時間以内に食べてもらう。
□必要な食品表示をする。
テイクアウトや宅配の場合も消費者に対し速やかな喫食やアレルギー物質について口頭やシールの貼付により情報提供してください。
表示を作成する場合、ページ上部の表示チェックシートを参照ください。
□配送及び販売の温度管理に注意する。
保冷、直射日光の当たらない涼しい場所など
□次の場合は検食を保存する。
同一メニューが1回50食以上の場合は、10℃以下で72時間保存
同一メニューが1回100食以上又は1日200食以上の場合は、ー20℃以下で2週間以上保存
基本的に店内メニューとして提供している食品のテイクアウトや宅配は可能ですが、提供品目や販売方法によっては、新たな許可が必要になる場合があります。新たにテイクアウトや宅配を始める場合は、必ず事前に保健所に相談してください。