本県農林水産業が持続可能な産業として維持・発展するためには、生産から販売に至るまでの一貫した課題解決を図るイノベーションの創出が不可欠です。
このため、生産者、高等教育機関、農林水産関係団体・企業をはじめ、機械やシステムの開発等に優れる「ものづくり企業」等、多様なメンバーが参画する新たな枠組みである「とくしま農林水産業イノベーションHUB」を令和7年3月に創設しました。
現在9つの「HUBプロジェクト」を設定し、取り組んでいます。
新たに設定した2つの「HUBプロジェクト」は、以下のとおりです。
○未来へすだちを繋ぐぞ!!共創プロジェクト
(プロジェクトリーダー:株式会社TGF)
○ミニトマトの安定生産を実現する送風受粉機の開発
(プロジェクトリーダー:徳島県立農林水産総合技術支援センター)
すでに取組を進めている、7つの「HUBプロジェクト」は以下のとおりです。
(1)水耕大豆プロジェクト~水耕栽培大豆のシステム開発~
(プロジェクトリーダー:徳島文理大学)
(2)未利用資源の活用による菌床きのこ生産体制の構築
(プロジェクトリーダー:国立大学法人徳島大学)
(3)農家の労働力不足を解決するビジネスモデル構築
(プロジェクトリーダー:ダイアログ・ハブ神山合同会社)
(4)アグリスマート流通コンソーシアム~農家が作ることに集中できる仕組み~
(プロジェクトリーダー:株式会社ザップクラップ)
(5)県産農産物を有効活用したインバウンド向け等加工品開発
(プロジェクトリーダー:徳島農大そらそうじゃ)
(6)中山間地域における肉用鶏のスマート飼養管理技術の開発
(プロジェクトリーダー:徳島県立農林水産総合技術支援センター)
(7)漁海況予測システムの開発
(プロジェクトリーダー:徳島県立農林水産総合技術支援センター)