【記事番号:1995】
我が国におけるダムは、「河川管理施設等構造令」という基準に基づき、「震度法」と呼ばれる耐震設計法で設計されています。この「震度法」で設計されたダムについては、平成7年の兵庫県南部地震後に行われた「ダムの耐震性に関する評価検討委員会」において、大地震に十分耐えうる構造になっているとの報告を得ています。
また、その後に発生した鳥取県西部地震、宮城県北部地震、新潟県中越地震などの際に、震度6前後の震度が観測された地点の周辺にある多数のダムにおいても、大きな被害は報告されておらず、ダム本体施設は、地震に対して十分な耐震性を持った構造となっていると考えています。
県内の正木ダムをはじめとする県管理ダムも震度法で設計しており、県南で震度6弱が想定されている南海地震が起きた場合でも、決壊等、ダム管理上の致命的な被害は発生しないと考えています。
県土整備部河川政策課水資源担当
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