【記事番号:2791】
川を汚す原因は、工場などからの排水が原因と思われがちですが、工場排水の規制が厳しくなった結果、家庭からの生活排水も大きな原因となっています。
たとえば、徳島市の中心部を流れる新町川では、産業排水が36%なのに対し、生活系の排水に起因するものが63%を占めるなど、生活排水が大きな割合を占めていることがわかります。
徳島県は、下水道の普及率が低く、家庭からの生活雑排水が、直接河川に流れ込むことが多いので、各家庭でのちょっとした気配りが、河川の水質環境を守るための大きな力となります。
特に、油は、少量でも汚れの元となりますので、紙で拭き取ってから食器を洗うことなどが有効です。
ほかにも、食べ残しや飲み残しをしないために、食べる分だけ作ることや、洗濯の洗剤は正しく計って使うこと、流しに目の細かいろ紙袋を使うことなどを心がけるとよいでしょう。
保健製薬環境センター 水質環境担当
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