【記事番号:2759】
地上デジタル放送移行に伴う電波特性の変化等により、地上デジタル放送になると、徳島県では約7割の世帯が近畿等県外の放送をアンテナで視聴できなくなる状況にありました。
その対策として、県は平成14年から市町村と連携して「全県CATV網構想」を推進し、民間や市町村と協力しながら、ケーブルテレビ網の整備を進めてきました。
その結果、次の4つの効果が得られました。
・地上デジタル放送への対応
全ての市町村でCATV施設の整備が完了し、近畿等県外の放送を安定的に視聴できる環境が整備されました。
・高速・大容量・常時接続のブロードバンド環境の整備
全県で高速・超高速通信が可能となります。
・IP電話網の整備
IP電話は、提携グループ同士なら通話時間に関係なく無料です。
・コミュニティ情報・災害情報の提供
ケーブルテレビを使って、防災情報や地域に密着したイベント情報等を発信することが、地域の活性化・振興につながります。
(令和5年3月末現在、本県のケーブルテレビの世帯普及率は、12年連続全国1位の93.0%となっております。)
企画総務部情報政策課基盤整備担当
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