【記事番号:2749】
「e-とくしま」とは、徳島県が目指している地域情報化の取組み(※1)の総称で、ICT(※2)の持つ特性・重要性を十分認識し、社会の様々な分野において積極的にこれを利活用している状態の徳島県を指します。
※1
世界的にICTによる産業・社会構造の変革が進み、国・地方を問わず、官民を挙げて様々な取り組みが進められています。
こうした中、本県でもICTを県民の暮らしに活かす「e-とくしま」の実現に向けて、平成16年3月に、以下の目標を設定しました。
※2
InformationandCommunicationTechnologyの略で「情報通信技術」のこと。
【情報基盤分野】
・IPv6、地域ドメイン、NGNなど次世代インターネット技術の円滑な導入
・情報ネットワークの正しい理解とセキュアで効率的な情報セキュリティ対策の推進及び災害に強い基盤環境の整備の推進
・携帯電話(スマートフォン等)不感エリア解消に向けたフェムトセルなど次世代携帯技術の有効利用のための環境整備
・無線ブロードバンド、ICカードなどワイヤレス技術の有効利用のための環境整備
【産業分野】
・地域資源を活用した農商工連携におけるICT利活用の推進
・デジタルコンテンツ産業の集積・連携(ネットワーク化)及び人材育成
・経営分析システムなどを有効に活用したICT経営の推進とICT経営マネジメント人材の育成
・光(FTTH)王国徳島の強みを生かしたテレワークの環境の推進
【生活分野(生活)】
・「県民ポータルサイト」の利活用の推進
・ICTの利活用による「人と人との繋がりのある社会」の実現
・ICTの利活用により「だれもが活躍できる社会」の実現
・ICTの利活用による「子育て支援など社会の未来を作る活動」の定着
【生活分野(安全安心)】
・ICTを活用した医療機関連携による効果的な医療の提供
・ICTを活用した安全で安心できる生活支援サービスの提供
・総合防災情報共有ネットワークの推進及び既存防災システムの利活用の促進
・ICTを活用した犯罪情報や消費者情報等の提供による防犯等意識の向上及び犯罪・被害の未然防止
【教育分野】
・ICTを活用した社会教育・生涯学習情報の提供
・ICTの活用による社会教育施設の連携及び利便性の向上
・ICTを活用した継続的で双方向な学校情報の実現
・従来の手法にICTを組み合わせて効果的な指導を行うことができる教員の育成
・時代にあった情報モラル・セキュリティ教育の推進
【行政分野】
・業務やシステムが全体として最適化され、限られた資源を有効に活用する電子自治体の構築
・オープンソフトウェアやクラウド技術を活用し、県全体として効率的に行政サービスを提供する電子自治体の実現
・県民から見て透明性が高く、行政サービスへのオンラインアクセスが飛躍的に向上した電子自治体の実現
・地域産業の振興に資する電子自治体の推進
・e-とくしま推進財団がエンジン役となり、官民一体となった地域情報化の推進
政策創造部地方創生局デジタルとくしま推進課DX推進担当
徳島市万代町1ー1
電話:088-621-2723
ファクシミリ:088-621-2829