【記事番号:2311】
平成19年7月13日に,「那賀高校の活性化に係る報告書」が学校活性化那賀町地域協議会より提出されました。
その報告書に基づき,「那賀高校の活性化に係る計画(案)」を策定し,パブリックコメントにより広く県民の皆さんのご意見をいただき,平成19年11月12日に「那賀高校の活性化に係る計画」を策定しました。現在,この計画に基づき,活性化等に取り組んでいます。
「那賀高校の活性化に係る計画」の概要は,次のとおりです。
●活性化計画の基本姿勢
・中高のスムーズな接続による学力の向上
・恵まれた自然環境や学校の伝統を活かした部活動の充実
・地域との連携を密にした人材育成
●活性化の具体的な取り組み
1. 連携型中高一貫教育の特長を活かした活性化
中学校からの6年間を通して,生徒一人ひとりの個性を生かしたきめ細かな教育を展開する。
(1)「個人教育記録」の導入
連携中学校1年生から,生徒一人ひとりの教育記録を作成する。
(2)カリキュラムの連携
6年間における計画的・継続的な指導を展開するため,中高のカリキュラムを連携する。
(3)学校行事の連携
中高合同で学習会,体育祭などを実施する。
2. コースの再編による活性化
生徒の個性やニーズを生かした教育を展開するため,新しいコース編成とする。
(1)情報ビジネスコース
簿記,情報処理検定などの資格取得を目指した学習を展開する。
(2)福祉コース
家庭と福祉に関する科目を中心に学習し,実習教育の充実を図る。
(3)総合教養コース
基礎学力の向上とワープロ検定など資格取得を目指した学習を展開する。
(4)応用コース
大学進学を目指す生徒の学力向上を図り,進路に応じた指導を行う。
3 .部活動による活性化
カヌー部,バレーボール部,剣道部,ソフトテニス部,硬式野球部などを中心に部活動の充実を図る。
4 .地域連携を軸とした活性化
那賀町唯一の高等学校として,学校と地域が連携した教育活動を実施する。
(1)地元ケーブルテレビの積極的活用
那賀町の協力を得て,町内全戸に敷設された町営ケーブルテレビを,積極的に活用する。
(2)学校開放
地域に開かれた学校として,地域と学校との結びつきを今以上に深化させる。
●広報活動
那賀高校への理解を深めるため,中学生・保護者・地域住民への広報活動を実施する。
平成20年4月に普通科のコースを再編しました。
平成28年4月に森林クリエイト科を設置しました。
教育委員会教育創生課魅力創生担当
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