【記事番号:1159】
(1)糖尿病は予防できる
糖尿病は脳血管障害や心筋梗塞などの発症の原因ともなり、時には命に関わることもある病気ですが、生活習慣を改善することにより予防することができます。
(2)「肥満」に注意
最近では「メタボリックシンドローム」という概念が広まってきていますが、「肥満」は糖尿病だけでなく、高血圧・動脈硬化・心臓病・肝臓病などの生活習慣病の引き金になります。肥満は不健康であるだけでなく、危険な状態でもあります。
(3)生活習慣の改善
糖尿病の予防は、食事、運動、休養といったライフスタイルの改善から始まります。今までの生活習慣を見直し、バランスのとれた規則正しい食生活、適度な運動習慣など、日頃から自覚をもって生活を改善していくことが重要です。
◆食生活のポイント
・自分の適量を知る
・腹8分目を心がける
・バランスよく食べる
・よく噛んで食べる
・3食、規則正しく、特に朝食は抜かない
・間食に注意する
◆運動のポイント
・はじめはウオーキングなどの軽い運動から
・少なくとも15分以上は続けましょう
・できれば週3回以上
・少しずつでも続けましょう
(4)定期的な健診受診
ふだんから、不調を感じている部分はないか、体型や体重、血圧などに大きな変化はないか、食生活で不足している栄養素はないかといったことを把握するとともに、定期的に職場の健康診断や加入している医療保険者(国民健康保険、協会けんぽ、健保組合、共済組合など)の行う健康診査を受けましょう。
また、健診で異常を指摘されたときは、必ず保健指導や医療機関を受診して適切な指導を受け、生活習慣の改善や療養に取り組み、生活習慣病の発症や重症化、合併症を防止しましょう。
保健福祉部健康増進課健康推進・がん対策担当
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