忌部氏の遠祖天太玉の命の子で天富命の父と言われる天河別命を祀る『天河別神社』。
霊山寺の奥の院で“種まき大師”として知られる『東林院』。敷地内には、喫茶店もあり憩いスポットになっている。
『阿波神社』。第八十三代土御門天皇を御祭神として奉祀する格式高い神社。
『阿波神社』には、土御門上皇を火葬したとされる火葬塚がある。
『天河別神社』裏に、古墳時代後期の、前方後円墳2基を含む11基の古墳群がある。
特別天然記念物コウノトリが兵庫県より飛来し、大麻地区に棲んでいる。
四国八十八ヶ所霊場三番札所『金泉寺』。行基菩薩が開基したと言われている。
起点は、大がめを作ることで有名な大谷焼の窯元がある『大麻町大谷』。まずは弘法大師・空海とのゆかりも深く、“種蒔大師”とも称されている『東林院』へ。少し歩くと『阿波神社』、その鳥居横には土御門上皇(つちみかどじょうこう)を火葬したとされる火葬塚があり、神社は土御門天皇をご祭神として建てられたそうだ。県道12号線沿いに歩き、池谷トンネル手前で左に入り『天河別(あまのかわわけ)神社』へ。神社周辺には、4世紀前半に築造された古墳群があったりと、歴史好きには見ごたえたっぷりのコース。近くの湿地帯にはコウノトリも飛来。札所や山に近い所では、冬ならジョウビタキ、カシラダカ、アオジなど、夏にはホオジロ、ウグイス、コジュケイなどの野鳥が見られる場合も。阿波の豊かな自然と歴史浪漫を感じてほしい。
大麻町大谷~東林院~阿波神社~土御門上皇火葬塚~霊山寺~極楽寺~諏訪神社~金泉寺
MAP【あ】 大谷川の橋を渡り、右へ曲がって、『東林院』へ進む。
MAP【い】 天河別神社古墳群から、霊山寺までは、住宅街を通る。住宅にある車道を進む。
MAP【う】 住宅街内にある、標識が見えたら右へ進む。
大谷焼窯元や酒蔵といった周辺の観光地を一緒に楽しむなら、県道12号沿いを走るバスを利用し周遊・ショートカットも可能。
霊山寺の山門
踏破認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。