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学校事務1

<学校事務>

阿波市立土成中学校

主任主事

平成27年度採用

Q1.どのような仕事をしていますか?

 採用されて1校目は小学校、現在は2校目の土成中学校で勤務しています。

 主な仕事内容は、「給与・旅費・人事・福利厚生」など教職員に関する事務、「施設・設備の管理、予算の執行・管理」など子どもたちや学校に関する事務など多岐にわたります。学校によって様々ですが、行事の際に写真を撮影したり、部活動に参加したりと、生徒とふれあう機会も意外と多いです。また、電話対応を始め保護者や取引先の方など、外部の方と接する機会が多く、学校の顔としての側面もあります。

 学校事務職員は、基本的には1人配置ですが、近隣の学校で組織される「学校事務グループ」の一員であり、わからないことがあれば近隣の先輩方に教えてもらうことができます。グループでの給与データや旅費資料の相互審査など、お互いに助け合いながら職務に励んでいます。

Q2.どういったところにやりがいや魅力を感じていますか?

 学校事務職員は、生徒の成長を間近で感じ、時には一緒に悩み、楽しみながら働くことができる職です。

 生徒と直接接する機会が少ないため、いつも職員室にいる怖い先生と思われていることもしばしばあるので、教職員はもちろん、生徒と積極的に関わりを持つように努めています。生徒と話をする内に打ちとけ、教員とは違う事務の先生にだったらと、小さな悩みを話してくれる子もいます。生徒のため、教職員のため、学校のために行っていることが、よりよい方向へ一歩進むことができた時、とてもやりがいを感じます。毎日のように何かが起こり、大変なこともありますが、保護者の方や先生方と一緒に、生徒の日々の成長を手助けできることは、大きな魅力です。

Q3.徳島県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 学校事務職員は世間での認知度は高くはありませんが、行政職でありながら、学校事務を通して教育の一端を担い、生徒・教職員・学校のために働くことができる職です。学校という現場で働くことで、教職員から刺激やアドバイスをもらい、子どもたちからは癒しをもらえるよい職場です。

 先生方と比べると、表に出る仕事は幾分と少ないかもしれませんが、子どもが好きな方はもちろん、縁の下の力持ちとして教職員や徳島の未来を担う子どもたちの教育を支えていきたいと思う方は、ぜひ学校事務職員をめざしてみてください。みなさんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。