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林業【森林整備課 主任主事】

<林業>

農林水産部
森林整備課
主任主事

平成28年度入庁

Q1.どのような仕事をしていますか?

 森林整備課森林整備担当は、森林の維持造成を通じて山地災害から県民の生命・財産を守る治山事業と、木材生産の基盤となる林道の開設といった路網整備事業の計画策定や予算措置、国や関係団体との調整業務を行っています。この中で私は、荒廃した森林の復旧整備のため、治山施設の設置や森林整備を行う治山事業計画の策定業務に携わっています。

 また、山地災害が発生しやすい箇所を県民に事前に周知し、いざという時に備えてもらう防災教育も行っており、ハード・ソフトの両面から、県土強靱化の推進に向け日々業務に励んでいます。
 

Q2.どういったところにやりがいや魅力を感じていますか?

 徳島県は、県土の約4分の3を森林が占める全国でも有数の森林県です。この豊かな森林を適切に整備保全し、森林の持つ機能を発揮させることで、二酸化炭素の吸収促進による地球温暖化防止や山地災害の発生予防など、目に見えないところで県民の暮らしを支えています。また、本県では全国に先駆けて2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目標と定めており、その中で森林の果たす役割は大きく、今、まさに林業がフォーカスされています。

 林業は50年、100年先へ想いを繋ぎ、次世代の住みよい環境を創っていく、そんなスケールの大きさを持っているところが魅力です。
 

Q3.徳島県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 林業職は、「伐って、使って、植えて、育てる」森林サイクルの全てに携わる業務を担い、さらに、木材生産の基盤となる林道の開設や山地災害の復旧整備のための治山施設の設置といったインフラ整備も行うなど、その仕事内容は多岐にわたります。

 多様な機能を持つ森林と同じく、多種多様な仕事ができる徳島県で、豊富な自然の中、共に働く日を心待ちにしています。