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保健師【東部保健福祉局 主任】

<保健師>

保健福祉部
東部保健福祉局〈徳島保健所〉
主任

平成18年度入庁

Q1.どのような仕事をしていますか?

 現在は、徳島保健所で感染症対策の業務を担当しています。感染症と言うと新型コロナウイルス感染症を連想されるかもしれませんが、感染症法に定められている感染症は多岐にわたります。感染症対策の大きな目的は、感染症のまん延防止と早期発見、早期治療です。感染症の予防のため、普及啓発に取り組んでいます。

 また、感染症の患者さんが発生した場合は積極的疫学調査や接触者健診により感染の拡大を最小限に止めるための対策を行います。迅速かつ的確な対応が求められますが、対象である患者さんやご家族等、感染症への不安を抱える方の立場に立った対応を心がけています。

Q2.どういったところにやりがいや魅力を感じていますか?

 徳島県の保健師は県内6か所の保健所、万代庁舎、こども女性相談センター等の様々な部署に配属されています。また、活動領域は母子保健、精神保健、健康づくり、難病対策等があり、保健分野に限らず福祉等幅広い分野で業務に従事しています。日々、家庭訪問等による個別支援を積み重ねていますが、個にとどまらず地域全体に目を向け、地域の健康課題の解決のために施策へと反映させていく広がりのある活動ができるのが県の保健師だと思います。

 地域の関係者との連携協働により、より多くの人の健康づくりに貢献する活動ができることが魅力であり、やりがいを感じる点です。
 

Q3.徳島県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 私が保健師を志望した理由は、学生時代の実習を通じて、予防的視点で多くの人が健康に暮らせる仕組みを作っているという点に魅力を感じ、自分もそんな仕事をしてみたいと思ったことがきっかけでした。様々な分野での経験や人との出会いが、職業人としてだけでなく自らを成長させてくれていると思います。将来、みなさんと一緒に働くことができればうれしいです。