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心理【中央こども女性相談センター 係長】

<心理>

こども未来部
中央こども女性相談センター
係長

平成20年度入庁

(令和7年2月時点)

Q1.どのような仕事をしていますか?

 「児童相談所」の児童心理司です。

 虐待通告だけでなく保護者の方からの相談など、色々な経緯で関わることになったこどもたちが、今どのような状態にあるのか、どのようにしたら生活しやすくなるのかを、心理検査、心理面接等でアセスメントし、心理教育や心理療法を活用しながらこども、保護者、関係機関と協働していきます。

 また、様々な事情で家庭での生活が難しい子が生活を送る場所として、「里親家庭」がありますが、こどもたちと里親家庭をつなぐ仕事もしています。

Q2.どういったところにやりがいや魅力を感じていますか?

 「心理職」の魅力は心理検査や心理面接、心理教育などを通じて、人を理解し、その人が生きやすくなるためのきっかけ作りができることです。何かをしてあげるのではなく、その人と一緒に変化を作っていくという考え方です。特にこどもはその変化が大きく、長期的には虐待予防にもつながります。様々な専門職で包括的に関わっていけるのも魅力です。決して目立つ仕事ではなく、感謝されることも少ないですが、こどもや家族の変化がやりがいになっています。

Q3.徳島県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 徳島県の心理職は、様々な分野で仕事をするので、心理職としての幅は間違いなく広がります。自分のやりたいこととは違う配属先だと感じたとしても、意外なところでつながっていたりします。難しい仕事ですが、みんなで取り組むという一体感が味わえます。こどもの未来のために一緒に働きませんか。