<農業>
農林水産部
農林水産総合技術支援センター 農産園芸研究課
上席研究員
平成23年度入庁
(令和7年2月時点)
現在は、農林水産総合技術支援センター農産園芸研究課に所属し、果樹を中心にAIやデータ解析技術を使用した農業のスマート化に関する業務を担当しています。
具体的には、スマートフォンで果実の画像を撮影しAIを用いて熟度を判定するシステムや、ミニトマトの果実が熟するまでの期間や収穫量を画像や気温等から推定するシステムなどを作成しています。また、栽培試験で得たデータを新たな解析手法を用いて分析する業務も行っています。
農業職は、専門知識を活かしながら様々な分野の業務に携わることができます。最初に配属された部署では、普及に関する業務として担当品目の栽培指導を行いました。
現在の所属では研究担当として、これまでに習得した栽培管理の知識に加え、新たにプログラムの知識を習得し、AIを用いたスマート技術の開発に取り組んでいます。新しい技術の習得・活用が、現場課題の解決につながり、日々の業務に充実感を覚えています。農業職は様々な分野で活躍できるので、自分の適性に応じた分野を選択できることが魅力であると考えています。
現在、AIに関する技術が驚異的な速度で発展しています。現在の業務では、これらの発展する技術を徳島県のスマート農業技術に適応することで、県内の農業者の経営の安定や所得の向上に貢献しています。私も入庁したときはプログラムの知識はありませんでしたが、周囲のサポートによって技術を習得することができました。徳島県の農業を発展させるため是非一緒に働きましょう。