<獣医師>
農林水産部
徳島家畜保健衛生所
主事
令和4年度入庁
家畜保健衛生所にて、家畜の伝染病予防に関する業務を行っています。管轄地域の家畜農場に赴き、監視伝染病の定期検査を行ったり、家畜の所有者が衛生管理方法に関する基準を満たすように指導を行ったりしています。また、農場で発生した不明疾病や、生産性を低下させる慢性疾病対策について、検査や衛生指導に取り組んでいます。私は現在、病理検査担当として、採取した臓器や細胞の病変を顕微鏡で観察して診断する業務を行っています。
公務員獣医師の業務は幅広く、畜産、研究、診療、食品衛生、動物愛護などいろいろな分野の職場で勤務することができます。特に徳島県は農林水産分野と公衆衛生分野間の人事異動がよく行われています。大変なことも多いですが、その分多くの分野にわたる知識や技術を身につけることができます。大学生活を通して学んだことを活かせる機会が多く、様々な形で県民の皆様に貢献できることにやりがいを感じます。
公務員の仕事と聞いてデスクワークを思い浮かべる人も少なくないかもしれません。しかし、公務員獣医師は現場の仕事や検査が主であり、動物と関わる機会も多いです。さらに、多岐にわたる分野に関わることができ、大学時代や前職で培ったものを発揮できる職場や自身のステップアップにつながる職場がきっとあります。
一緒に徳島県で働ける日を楽しみにしています。