花粉症に注意しましょう!
2023年の花粉情報の更新は終了しました。
次回は2024年1月頃提供予定です。
花粉症は、1960年代に初めてスギ花粉症の報告がされて以来、年々増加傾向にあります。
花粉症は花粉によって引き起こされるアレルギー疾患で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎や目のかゆみ、流涙などのアレルギー性結膜炎が最も多く見られます。まれにはぜんそくやアトピー症状を併発することもあります。
我が国で最も多い花粉症は、地域差はありますが、春先に見られるスギ花粉症といわれています。
花粉症は日常生活に与える影響などによる社会的損失も大きい疾患です。
花粉症のことを正しく知り、適切な予防措置を講じるとともに、花粉症の症状が出たら医療機関を受診することにより、症状の軽減、日常生活への支障を少なくすることができます。
花粉症の治療に伴うだるさは、治療薬の種類を変えることで改善することがあります。
また、対症療法の治療効果が乏しい場合、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法又は皮下免疫療法)によって症状が改善する可能性があります。
必要に応じて、アレルギー診療を標榜している医療機関やアレルギー専門医に御相談ください。