勝浦町では、サル、シカ、カラス等によるミカンの食害が多発し営農上の大きな問題となっています。
そこで、同町内の農家で組織する「勝浦いきいきファーマーズ」は、去る7月16日に開催した営農講座において、野生鳥獣の生態及び具体的な対策についての基本的な知識習得と集落ぐるみの対策への取組みについて意識啓発すること目的に、県農林水産総合技術支援センター高度専門技術支援担当の井川秀雄氏を講師に迎え、「鳥獣被害対策について」と題して、講演会を開催しました。
当日は、80名を超える会員が参加し、井川氏との質疑応答を交えながら、鳥獣被害対策について学びました。
今後も引き続き、このような鳥獣被害対策について学習の機会を設けるとともに、国、県の他、勝浦町独自の助成制度も活用しながら、農家個々の取組みに留まらない町全体の問題として、鳥獣被害対策を検討していく予定です。
【情報提供:勝浦町】