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「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第20回)-「牟岐町南海震災記念碑」

牟岐町南海震災記念碑 安政・昭和南海地震碑と潮位石柱

第20回は、海部郡牟岐町中村地区の牟岐小学校前にある「牟岐町南海震災記念碑」です。
名称:牟岐町南海震災記念碑
場所:海部郡牟岐町中村字本村14 牟岐小学校前
建立:昭和53年(1978)12月21日
地震:昭和南海地震(1946年12月21日)

牟岐小学校前の安政南海地震碑の横に、昭和南海地震碑があります。地震から30周年にあたる昭和53年(1978)12月21日に建立されています。この碑には、「昭和21年(1946)12月21日午前4時19分32秒に発生した南海地震とそれに伴う津波は、牟岐町にとって92年前の安政の津波以来の災害となり、敗戦の痛手から立ち直ろうとしていた町民を、さらにうちのめす結果となった。このため54人の人命が奪わるなどの大被害を受けた。瞬時にして荒廃の町と化したその痛ましい記録を刻み、犠牲になられた人たちの御霊を慰め、町民の後世への教訓とする。」などと刻まれています。

『教訓』
県南部の地域では、地震の揺れによる被害よりも津波による被害が多く、津波が来る前に素早く屋外に脱出し、避難行動をとることが大切です。そのためには、家具の転倒による怪我や下敷きにならない各自の事前対策が必要です。

次回は、牟岐町出羽島の碑を紹介します。

地図

「牟岐町南海震災記念碑」

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